頭空っぽにして読め

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7/4/2023, 1:41:58 PM

「質問。私と君の恋の行方はどうなるでしょうかー!答えは~神様しか知りませーん!なので教えて神様!恋の行方は~!」

「……君、ネタバレは好きかい?」

「めちゃ嫌いっす」

「Ok、判った。じゃ、この話は此処で終わりだよ」

「えー!なんでよー!」

「ネタバレ、嫌いなんでしょう?」

「…意地悪ぅ」

7/3/2023, 1:28:27 PM

「この道やけに湿ってるね。なんかきしょいわあ」

ぴちゃりぴちゃ、と音を立てながら歩く少女はぼやいた。

「なんか赤いし。そこの池も赤いよな。なに?血でも溜まってんの?!いやだー!」

きゃーきゃーと叫びながらも、歩き続ける。

「ん?道の色変わったね。周りの風景もだ。」

赤くおどろおどろしい景色から一変、白く美しい景色が現れた。

「地獄から一気に天国に来ちゃったカンジ?不思議な道やなあ」

カツンカツ、と音を立てながら歩く。

「ヒールじゃねぇのにいい音するね。」

楽しそうに歩いて行く。

「彼女、ずぅっと同じところを回っているね。今さっきも同じことを言いながら、歩いていたよ。」

また、回ってくるんだろうね。楽しそうな背中を見ながら、別の少女がぼやいた。

7/1/2023, 2:58:17 PM

外は雨がすごいですね。
ザァザァと降り止まない雨を見る。後どれくらい、降り続けるのだろう。このまま止まぬのではないか、と思うほどの勢いだ。
おや?窓の外に誰かいらっしゃいますね。おっと、貴方は見てはいけませんよ。何が起こるかわからない。
…おやおや。大変だ。
先程より少し低い声で言う。
目が合ってしまいました。これは、まずいですね。
言い終わると同時に、バリンッと音がして、窓が割れた。
下を向いて、目を閉じて。決して顔を上げたり、目を開けてはいけませんよ。
グヂュリと嫌な音がする。かちゃり、とガラスを踏む音がする。ズッ、と重い者を引きずる音に混じって声がした。
私はこのまま、この方についていかなくてはなりません。…それでは。また、何処かでお会いしましょう。

6/30/2023, 12:48:19 PM

おや。いつの間に。
手を見ると、小指に赤い糸。どこに繋がっているかも判らない、ずっとずっと奥まで伸びた赤い糸。
みなさんはこれをどう思いますか?
誰かは、糸の先には運命の相手が、と言っていましたね。
私は糸の先には、自分の進むべき道があると思っています。
運命の赤い糸。名前には、運命の人に出逢うとはついていません。なので、人以外にも先にあっても良いと思うのです。
まぁ、解釈は人それぞれ好きなように考えて良いのですよ。それでは、私は糸の先に行ってみようと思いますので。また、何処かでお会いしましょう。

6/28/2023, 2:20:35 PM

「夏だよ。夏。inkと私が運命の出会いした季節だよ」

「大分クレイジーな運命だなぁ」

彼女はため息をつきながら言う。

「あれからかれこれ4年経ったね」

「僕の友達史上最長で友達やってるよね君」

「あれ?あの子は?ほら、小さい眼鏡のショートのロリ。あの子少2からの友達で私より友達歴長いんじゃない?」

この質問はしない方が良かった。

「あー、アレかぁ。彼氏と別れたのを僕のせいにしたり、僕のありもしない悪い噂を流したりしてきたからさ、絶交したよ。」

「…あんな可愛い顔して、性格醜女極めてるな」

そんな会話をしてきました。
夏は運命の出会いをした季節だったなぁてお話!

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