NoName

Open App
7/9/2024, 11:37:17 AM

私の当たり前

私の当たり前はあなたが感じる当たり前とは違う。私は自分の当たり前をあなたに押し付けてしまった。その時私たちは付き合いたてで、別れないか心配で私はあなたの気持ちより自分の気持ちを優先していた。本当にごめん。今は離れてしまったけど、また一緒になれると信じてる。また来世で会おうね。本当にごめん。

7/8/2024, 10:52:43 AM

街の明かり

街の明かりが彼の顔を照らした。5時前に街灯の前に来るようにいわれた。私と幼馴染の奏真はラインでそう送ってきた。私が指定の場所に行くとさきに奏真がいた。あたりは暗くて人の顔も見えない。でも私が奏真だと気づいたのはスマホの明かりだった。私が後ろから驚かすと同時に街灯がついた。私は驚いた。奏真の顔がなんだか苦しそうだったからだ。奏真と近くにあった店に入り喋り始めた。奏真はもうすぐで親の都合で海外に行ってしまうらしい。だから苦しそうな顔をしていたのか私は一人で納得していた。でも私の目からは自然と涙が溢れてきた。私はそれを隠すようにして店を出た。そしてついに奏真が海外に行く日がやってきた。母親に「行かなくていいの」と言われて私は考えるより先に足が動いていた。空港につくとすぐに奏真を見つけた。暗い顔をしてうつむいていた。私は後ろから「奏真」と言った。奏真がこちらを向いた瞬間私は続けた。「ずっと好きだったよ」そう言うと奏真はお父さんたちと少し話し合って私の方に歩いて来た。そして私を抱きしめて「俺やっぱり海外行かない」と言った。そして奏真は最後に「ずっとずっと一緒だよ」と言った。

7/5/2024, 12:31:52 PM

星空

星空は好きだ。七夕の日は俺が一年の中で一番好きな日。織姫様と彦星様が一年に一度会える素敵な日。でも周りの子達は星には興味が無く、肝試しなどに行ってしまう。俺が夏の星空を一人で見ていたとき、突然睡魔が襲って来て俺は寝てしまった。目が覚めると俺の上には女の子用の上着がかかっていた。周りを見渡すと、一人の女の子が木陰に座っていた。その子は寝ていて、寒そうだったから俺にかけてくれていた上着をかけて俺はその子の隣で一夜を明かした。日が昇って目を開けると、その子はもういなかった。俺はその時思った。織姫様と彦星様もこんなふうなのかな。いつか俺も大切だと思える人を見つけて、そんな恋がしてみたいと。

7/4/2024, 11:51:01 AM

神様は知っている

神様が知っていることはたくさんある。でも一つだけ神様でも知らないことがある。それは私たち人間の気持ちだ。苦しい、悲しい、嬉しいそんな気持ちを私たちは心のなかにしまっている。いくらなんでも神様だって人の心は読めない。だって神様が人の心をもし読めるんだとしたら、私の気持ちが目の前にいるあなたにばれているはずだもん。

7/3/2024, 10:43:06 AM

この道の先に

この道の先にあなたの愛があるとすれば私は命を捨ててもその道を進む。あなたはこのごろ笑わなくなった。日に日に増える傷、毎度喋るときに流す意味のわからない涙、すぐに謝る癖。俺はその癖がめんどくさいと思っていた。でもあの時と俺が「大丈夫」と声をかけていればあなたは生きていたかもしれない。この道を歩いていくと残っているのはあなたの笑顔と愛なのか?それとも空っぽの宝箱か?それがわからない俺は暗い道を歩いている。いつかその道に光が指す信じて。

Next