今日の心模様
昔の事を思い出すと私の心は雨模様。好きな人がいる教室にいると晴れ模様。嫌いな人を見ると曇り模様。このようなことは人間にはよくあること。一日に何回心模様は変わるのか知りたいが、数え切れないほど変わると思う。そしてその中に同じ心模様の人はいないと思う。その理由は人それぞれ感じ方が違うから。それを一つ一つ受け入れて生きていこう。私は夏休み前の日にそう思った。
たとえ間違いだったとしても
私は幼い頃家族を殺された。あの日私の中の何かがプツっと切れた気がした。その日私は町に買い物をしに出かけていた。家に帰ると黒い仮面を被った男がこちらに向かって走ってきた。何だっのと思いながら玄関を開けた。その瞬間出迎えてくれたのは血まみれになった妹だった。奥には刃物が刺さったまま倒れ込んでいる兄、母、父がいた。私はどうしたらいいのか分からなくなり気づくと必要なものだけ持って家を飛び出していた。大人になり私は殺し屋になった。家族を殺したやつを見つけるために。たとえこの行動が間違いだったとしても私はこの仕事を続ける。たった一つの家族を殺された苦しみを味合わせるために。
雫
あの日もう雨はやんだのに私の目からは雨の雫がポツポツとたれていた。誰もが見て見ぬふりをした。誰かに助けてもらいたくてあがいた私が馬鹿だった。どんなに空が快晴に晴れていても私の目からこぼれ落ちる雫は止まらなかった。もう苦しかった。あんなに止まらなかった雨がやんだと思い顔を上げるとあの人の顔があった。「大丈夫」という声は優しくてまた私の目から雫がこぼれた。でもその雫はさっきとちがって暖かかった。
何もいらない
ずっと友達だと思っていた人に「ゴミ、死ね、嫌い」とある日突然言われてもう誰も信じられなくなった。私は今年小学6年生になる。そして去年今のことを話して「私はそんなことしないから信じて」と言ってくれた子と同じ好きな人が一緒になってしまいいじめられた。もう嫌だ。もう無理だ。もう何もいらない。何も信じられない。家族も信じられない。そういう自分が嫌いだっただから私は決めたんだ。この世とおさらばすると。もしもこの世界に一人でも私のことを裏切らないでいてくれる人がいたらどんなに良かったか。私はそんな事を考えながら薬を飲みほした
もしも未来が見えるなら
わたしは自分がこれからどう生きるのか見たい。そしてその未来がだめだったらその未来を変えられるように頑張りたい。そのためにここまで来た。わたしは未来に行ってきた。わたしの未来は泥にまみれていた。好きな人に振られて、会社で自分がしたミスで倒産した。だからここまで頑張って来たのにわたしはあともう少しのところで未来は変えられなかった。