ちゃしろこん

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2/3/2025, 12:36:50 PM

やさしくしないでなんて嘘!嘘だから!もう全然優しくしてください!お願いします!というのがわたしのいつものスタンスだ。しかし時にはその優しさすら跳ね除けてしまうくらい心が沈む時がある。優しさが、心にくる。こんな私なんて放っておいて。構わないで。そんな自分勝手な気持ちを胸に布団にくるまり数時間。気がつけばまた、誰かの優しさを求めているのだ。

2/2/2025, 12:22:47 PM

創作

この学校だけの都市伝説があるらしい。下駄箱のどこかに隠された秘密の手紙があるんだって。
私はしつこく手紙を探そうとする友人に連れられ、いまだ帰ることも出来ず下駄箱に居た。友人はその友達や先輩、更には古くからいる先生にまで連日聞き込み。得られた情報をもとに場所を特定しようとしている。
「ねぇー、もう帰ろうよ。暗くなってきたよ。お腹も空いたし」
「待って!あとこの列だけ!無かったら今日は諦めるから…ん?」
友人は誰も使っていないからのはずの下駄箱をまさぐっていると、とある感触に気がついた。上段と下段の間にある仕切りの裏。死角に貼り付けてあったので誰にも見つかることなくその手紙は放置されていた。
「やった!これだよ。隠された秘密の手紙!」
友人はプライバシーも関係なく、経年劣化で所々黄色くなった封を開ける。中身は便箋1枚。無骨な文字で綴られていた。ところで、この特徴的な文字はどこかで見た事あるような…。
「ちょ、ちょっとそれ見せて」
「わっ、何何?知り合い?」
差出人と宛名を見ると、やはり。それは50年前、同じ学校に通っていた祖父が当時隣のクラスだった祖母に向けて書いた、ラブレターだった。

2/1/2025, 1:28:28 PM

ハチさんの「ドーナツホール」という曲が好きだ。「バイバイもう永遠に会えないね」という歌詞が結構お気に入りで、聞いたり歌ったりする度に少し切なくなる。
バイバイとまたねって、意味が似ているようで違う気がする。またねは再び会える確率が高いけれど、バイバイは先の歌詞にもあるように永遠の別れを意味する時もある。でもさようならよりは少しマイルドな言い方だと思う。ドーナツホール、聞いてみてね。

1/31/2025, 1:24:53 PM

旅の途中ほど楽しいものは無い。見知らぬ景色、人の多さ少なさ、ご当地グルメ。私、今まさに旅を満喫しています!感がひしひしと伝わってくる。去年から何県か初めての場所に行ったが、私が楽しかったのは移動。特急列車や新幹線、家族の運転する車に揺られながら車窓からの景色を楽しむ。ちょっとおやつなんかあると嬉しい。もちろん目的地で思い切り楽しむのも当たり前。でも時には、旅の途中、移動も楽しんでみて欲しい。

1/30/2025, 12:46:29 PM

幼なじみとは15年以上の付き合いになる。今でもたまに連絡を取るくらいの仲だが、彼女は隣県に引っ越した。進学先ではたくさんの友達に恵まれ、更新されるインスタのストーリーには初めて見る彼女の一面も見られる。なんでも知っていたつもりでも、まだ私の知らない君も居るんだなぁ、と思いながらそっと左下のハートマークをタップするのであった。

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