私にとって最も身近な夫婦といえば、両親。彼らはあまり喧嘩などせず、大体仲が良い。不穏な空気を敏感に感じとってしまう私にとって安心できる存在だ。両親は結婚して20年を超えた。山あり谷あり、様々なことがあっただろうに今の今までずっと一緒に居ることを心から尊敬する。私もいつか死ぬまで共に過ごせるパートナーはできるだろうか。両親のような穏やかな夫婦でありたい。
ファッションが分からない。私ほどの年齢だと服装だの化粧だのにお金や時間を費やし、美を求める方々が多数いる。私はその多数側にはなれなかったようだ。服はこれを着ていれば周りから浮かないと思うシャツ、ブラウス、ベストを着回し、なんだか同じようなコーディネートが続く日もある。メイクもいまいちやり方がわからず、すっぴんとほぼ変わらないような見た目になる。どうしたらいいの本当に、誰か助けて!垢抜けたい!
誰しもがひとつは抱えている。宝物。私の場合は自分を支えてくれる人々全般を指すだろう。家族友達はもちろん、お世話になった恩師、カウンセリングの方、ハロワの担当者さん…上げればキリがない。それだけ生まれてから今日までに多くの人に支えてもらった印だ。恩を仇で返すことなく、これからも自分らしく生きていきたい。宝物を輝かせるために。
キャンドルで思い出すのが、誕生日ケーキのロウソク。予約したケーキを受け取る時、それに着いてくる長くてカラフルなロウソクが、箱に入ったものが誕生日ケーキを示す唯一のものだった。いよいよ食べる時になり、ロウソクを歳の数だけ刺して火をつける。ライターがガス切れで上手く着火出来ないのも一興。バースデーソングを聴きながら火を消す。そこでロウソクの仕事は終わるが、誕生日に無くてはならない、もう1人の主役と言っても過言では無いだろう。
この世に生まれて20年が過ぎた。小中高とたくさんの思い出を作ってきた。泣き虫小学生だった頃。ひとつのコンテンツに全力を注いだ中学生の頃。受験のプレッシャーに悩まされていた高校生の頃。思い返せば様々な記憶が蘇る。もう20年。まだ20年。次はどんな思い出を作ろうかな。