ちゃしろこん

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1/29/2025, 12:33:27 PM

日陰と聞くと、ジメジメした暗いイメージが湧くだろう。しかし今日の世界にとって日陰ほどありがたいものは無い。昨今の異常気象により夏場の暑さが異様なほど厳しくなった。どうしても太陽の元を歩かなければならない我々にとって、日陰とはすなわちオアシス。物によって光や暑さを遮断し、つかの間の涼しさを私たちに与えてくれる。今年の夏も、日陰にお世話になるだろう。

1/28/2025, 12:21:28 PM

両親の寝室には私たちの幼い頃の写真が飾ってある。その中のお気に入りの1枚。猫耳ぽい帽子をかぶっておすまし顔をしている推定4歳ごろの私だ。新品を買ってもらったのを試しに被って写真を撮ってもらった。なんとなくだが覚えている。それ以来その帽子をかぶった記憶は無いが、もう家には無いだろう。温かそうな帽子をかぶって写真を撮ってもらったその表情は、どこか照れくさそうに見えた。

1/27/2025, 12:16:14 PM

今日は自分にとって変化の1日でもあった。怖いので詳しくは割愛するけど、今まで無職だった私が社会に出るための重要な1日目。とにかく朝から緊張、緊張。それでも小さな勇気を振り絞って建物の中に入る、人に話しかける、行動を起こすことが出来た。本当に自分でも頑張ったと思う。これからも大きくなくとも小さな勇気を振り絞り、自分を変えていきたい。

1/26/2025, 12:18:55 PM

創作です

今日は息子の誕生日。少し早く仕事を終わらせ、どこにも寄り道することなく自宅へ帰る。ドアが閉まるなりすぐに靴を脱いで廊下のパントリーへ。まだ小さい息子はここにプレゼントを隠してあることを知る由もない。
「ただいま」
覚えたてのおかえりを言いながら息子が駆け寄ってくる。すぐさま目の前にプレゼントを見せると、予想通り「わぁ!」と叫んで飛び跳ねた。この姿を見るだけで高い買い物をしたかいがあった。息子は小さな体でプレゼントを抱き抱えたまままだ「わぁ!わぁ!」と叫んでいる。おいおい、包みも開けずに喜んでいるなんて。
「わぁ!パパ!わぁーー!!!」
喜びの叫びと思っていたものが恐怖ゆえと知ったのは、鍵を閉め忘れた玄関から堂々と入ってきた強盗に鈍器で頭を殴られた直後だった。

1/25/2025, 1:16:03 PM

趣味で小説を書いている。よくある、剣と魔法の世界に転生したファンタジー作品。小節である以上、どうしてもキリの良いところで終わらなければいけない。しかし、作品として終わっても、物語はこれからも続くのではないか。書くのを終えたからと言って登場人物は死ぬ訳では無い。街並みが消える訳でもない。創作する者は、作品と同時に終わらない物語も作っている。

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