嘘は良くない。世間一般的にはそう言われることが多い。しかし、人を守るためなどやむを得ない時にどうしてもつく嘘もある。それを優しい嘘と言うのだろう。私はよく「大丈夫だよ」という言葉を多用する。たとえその時が大丈夫ではなくても、相手をとりあえず安心させるためについ口に出してしまう。それもまた、やさしい嘘のひとつかもしれない。
真っ先に平井堅さんが浮かんでしまった。そうじゃなくて。
瞳を閉じると視覚の情報が無くなり、頭の中がスッキリする。寝る時とかそう。だから様々なことを考えるのに良い。今日1日を振り返ったり、昔を思い出したり。いいアイディアが浮かんだりするとラッキー。瞳を閉じて考え事をすると、いつもよりも捗る気がする。日常に疲れた時には、瞳を閉じるのがいいかもしれない。
友人の誕生日には、手描きの絵を送っている。好きな色とか服装とか、細かく考えて描く。大好きなあの子の顔を思い浮かべながら筆を進める。しかし大して上手くもないので、受け取った側は微妙な気持ちにもなるだろうし、描き手の私もそれを悩んだので、2月生まれの友人へを最後にやめようと思う。だからその日まで、私は最大限の気持ちを込めて描く。あなたへの、最高の贈り物を。
幼い頃、「ペッチ」という海外の子供向け絵本を読んだことがある。記憶が確かなら、子熊のペッチが地図と羅針盤を手に、船に乗って旅に出る話があったはず。その時に初めて羅針盤というものを知った。
自分の未来を決めるのに、方角は決めておいた方がいい。目標を見つけるとか、憧れのあの人を目指すとか。なんでもいいから、自分だけの羅針盤を持って人生の旅に出ようではないか。
どうしても明日に行けそうにない時あるよね。私もある。月に一度ぐらいはあるだろう。昨日までは希望を持って明日に進もうとしていたのに、ほんの少しのきっかけで全てが嫌になり、その場に立ち止まってしまう時。そういう時、私は思いきって好きなだけ立ち止まることにする。タイムロスも仕方がない。無理して進むよりはマシだと言い聞かせている。それでまた明日に向かって歩けるのなら、安いものじゃないか。