日記になってしまうのですが良ければ
今日はクリスマスイブ。愛する人と共に過ごす_なんてことになれば良いのだが、あいにく恋人も居なければ予定も無い。いつも通り、家族と平和に過ごした。夕飯はほぼ和食。前日にみそ汁の具を仕込んでしまったのでそのまま普通の晩御飯になった。とは言いつつケーキは今日食べた。チョコレートケーキ!ホールケーキなんてこんな時にしか食べない。1切れペロリと食べてしまった。しかし今日はまだイブ。明日の本番を楽しみにしよう。
小さな頃、サンタさん宛に手紙を書いたことがある。当時通っていた保育園で鍵盤ハーモニカを使って演奏していた。その鍵盤ハーモニカの造形、音色に惹かれたのだろう。「さんたさんへ ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)をください」と手紙を書いて玄関に置いておいた。迎えたクリスマス、置いてあったのは子供向けアニメのおもちゃのピアノ。サンタさんからの返事だよと渡された手紙には「ピアニカは見つからなかったからこれをプレゼントするね」と明らかに母親の字で書かれていた。不満は無かった。自分のためにサンタさんが選んでくれたプレゼントだと思ったから。
冬は柑橘類のおいしい季節。中でもゆずは12月を象徴する柑橘になるだろう。ちょうど先日、親が会社のお客さんからゆずをもらった。そして今日の夕飯、水炊きのつけダレに使うポン酢に果汁を絞り食べていた。果肉を絞るとふわっと香るゆずの香り。私は果物があまり得意ではないため市販のゆずぽんを使ったが、対面に座っている母親の席から香るゆずは冬の訪れを感じさせた。
大空を見上げると、それがどこまでも続くとてつもなく広いものだと改めて感じさせられる。何となく今いる所によってぶつっと切られているものだと錯覚してしまうが、遠くの方まで見ると確かに奥まで続いている。
大空は様々な顔を見せてくれる。雲ひとつない透き通った青。燃え上がるような夕焼け。稲光走る黒。満天の星空。私たちが空を見ているようで、空もまた私たちを見ているのだろう。
1週間ほど前、旅行に行ってきた。住んでいる地元よりもはるかに都会。大きな駅に電車がひっきりなしに出入りしている。発車ベルをずっと聞いていたので帰ってからも幻聴に近いほど聞こえていた。
つくづく都会の人はあの忙しなさに慣れていてすごいなと思う。私は1日居ただけでベルの音に翻弄されたというのに。駅によってメロディも違った気がする。また行きたいな。