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11/16/2024, 9:17:50 PM

「○○さんが転校します。」
途端に騒がしくなる教室。
受け入れられない情報に、理解が遅れる。
〇〇さんって、、ずっとひとりぼっちだった私と仲良くしてくれた人じゃないか。
〇〇さんが転校したらまたひとりぼっちになってしまう。
なんで?
なんで私だけなの?
疑問をいくらぶつけても現実は変わらない。
あの日、「はなればなれ」になる日は思っていたよりもずっと近いんだって知った。

11/15/2024, 10:54:25 PM

学校に行こうと外に出ると、弱った「子猫」が目に付いた。
丸くなって暖をとっているようだが体は冷たくなり、ノミがついていた。
食べ物を差し出しても食べないし、目を開かない。
でも少し動くので、まだ生きている。
これはやばい思い、学校に遅刻の電話をして動物病院に駆け込んだ。

11/14/2024, 2:02:40 PM

はあ、仕事行きたくないな⋯
そんなことを思いながら銀杏並木を散歩していた。
元気がない時にここを散歩すると、赤や黄色に染まった葉に元気をもらえる気がする。
この銀杏並木があるから私は頑張れてきた、と言っても過言ではないくらいだ。
「あの仕事、早く終わらせよう」
そう呟いた時、私を応援するように「秋風」が通りすぎた。

11/13/2024, 5:24:40 PM

ある夏の夕方六時。
黄昏の中涙を流す。
あなたは自転車事故で居なくなってしまったのに。
もうここには誰もいないのに。
私は、それに気がつけず立ちすくんでいた。
だって、何があっても「また会おうな」って言って一緒に居てくれたあなただ。
こんなことで、こんなことで居なくなるはずがない。
そう信じることしか私には出来ない。
いや、本当はわかっているのかもしれない。
居なくなってもう会えないことも、全部。
それでも⋯
「また会いましょう」
あなたがどこかに居るのなら、この言葉くらいは聞いてくれるだろう。

11/12/2024, 4:20:26 PM

私はジェットコースターが好きだ。
ふわっと浮かぶような感じがして落ちていく感覚も、ぐるぐると回る感覚も大好きだ。
大嫌いな仕事も、遊園地に行くため頑張っている。
いつか遊園地のスタッフになって、ジェットコースターの点検をしたいと思うくらいにはジェットコースターが好きだ。
なんでそこまで好きなのかはわからないけれど⋯
きっと「スリル」が好きなのだろう

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