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8/8/2025, 8:06:46 AM

 悩んだり、迷ったりして、自分でもよくわからない気がする時は、色々な人に聞いてみたりする。アドバイスをもらったり、自分で気持ちを話しながら、また、考えてみる。
 
 たまには、最新のあのテクノロジーに頼ってみたりする。的確な答えに確かに、と思いつつ、やっぱり考え続ける。
 
 方々から情報を集めて、考えに考えているような気がしている。でも、本当はどうしたいか決まっていて、そのことを検討しているのだ。
 
 心の奥深いところに置いている羅針盤があって、それが示す方向に進んでいく気がしている。


「心の羅針盤」

8/7/2025, 8:18:39 AM

 よくしゃべるくせに、肝心なことは何も言おうとしない。なんなら、こちらに言わそうなんてしてくる。
 
 上機嫌かと思ったら、時々冷たい。突然無口になったりして、とても面倒くさい。

 それなのに、別れ際には必ず、「またね」と、ふわっとした笑顔で言う。すごくずるい。


「またね」

8/6/2025, 7:04:29 AM

 揺れる水面の先に、泡ができるようすは、シュワシュワ気持ちよさそう。その小さな丸の一つになって弾けてみたい、そんな気になってくる。

 どうしようもなく、消え入りそうな気分の時も、シュワシュワーっと泡になって、姿を消してみたい。自分の想いも一つ一つ小さな泡に乗って弾けていく。

 細かい泡がいくつもいくつも弾けて、すっきりしたら、揺れる水面に戻っていく。そのときは、また新しい自分になっている気がする。


「泡になりたい」

8/5/2025, 7:38:10 AM

 夏は、ひと休みの季節だと思う。
少しでも休む。だって暑いのだから。
ちょっと動くだけで、ひどい時は、ただそこにいるだけでも、汗が吹き出してきて疲れてしまう。もう、ちゃんとそこに生きているだけで、がんばっている。

 だらだら過ごしても、なんならやらないことだって、暑いときは許されることもある、と思う。
 暑すぎると、何だか眠くなってくる。体に休めと言われている。

 日差しを浴びて、たくさんエネルギーをもらうのもいいけれど、木陰に行って風に吹かれる。
涼しいところで、ひと休みしよう。

「ただいま、夏」

8/4/2025, 8:30:02 AM

 年間パスポートを買うくらい水族館が好きと言う。案内してくれると言うので、行ってみることにした。
 熱い日差しが照りつけるなか、水族館にたどり着いた。ひんやりした空気に包まれる。水と魚の群れが涼しげで、ほっとする。
 一つ一つ丁寧に水槽を見ながら行く。何度も見ている景色だろうに、目を輝かせながら説明してくれる。

 でも、水族館のカフェで、ひと休みしている今、ずっと無口なのだ。水槽の前では、あんなに話していたのに。
 なんとか話題をつないでみるけれと、とうとう会話が途切れた。とりあえずニコニコしてみたら、笑顔だけで返される。仕方なく目の前の飲み物を口にふくむ。ぬるく気の抜けた、ただの青い水。
 ああ。今の君も、この気の抜けた炭酸水のようだ。

「ぬるい炭酸と無口な君」

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