月見 うさぎ

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3/23/2024, 11:59:05 AM

「特別な存在」
何年経ってもこの気持ちは色褪せない。
あなたは私にとって特別な存在。
ずっと、大好きだよ。

これからも、よろしくね、、、。
遺影に向かってそう呟いた。
あなたは今も空の上。

3/23/2024, 4:08:50 AM

「バカみたい」
「好き」
夕焼けのオレンジの光が入る教室の中響いた声。
彼の心には届かなく、断られてしまった。
誰もいなくなった暗い教室。
「、、、バカみたい」
だけど、楽しかったな。
彼との帰り道、カラオケ、、、。
思い出すとふっと笑いたくなるような思い出が沢山ある。今までありがとう。

「さよなら。」

3/21/2024, 2:46:17 PM

私はいっつも結局一人ぼっちのつまらない人間だ。
そんな私を変えてくれた人がいる。

彼女は、どんな時でも私のそばにいてくれた。
黙って私の話を聞いてくれた。
友達を作るのが苦手な私にとって、唯一無二の大切友達だった。
ある放課後、彼女に悩みを打ち明けたことがある。その時も彼女は黙って話を聞いてくれた。
「私は、いつも一人ぼっちな人間だ。」
そう言った時、彼女は一瞬悲しい顔をして、こういった。
「あなたは一人ぼっちじゃないよ。私がいるじゃない。二人ぼっちだね。」と。
二人ぼっちか。確かに、そうかもしれない。
その時はそう思った。

けど、やっぱり私は一人ぼっちだ。
1人で部屋に籠っているただのぼっち。
あれ以来、彼女とはあえていない。
そもそも、元々彼女はいなかったんだ。










彼女は、私が作った“イマジナリーフレンド”だった。

3/20/2024, 12:30:57 PM

「夢が醒める前に」
あなたに会いたい。
その夢が叶えたように思えたあの日の夜。夢から醒めて何日経っても鮮明に覚えているあの日の記憶___

ずっと後悔していることがある。あの日に戻れたら、あの人に会いたい。でも、その夢は叶わないことは知っている。時間は取り戻せないことは自分が一番わかっている。

あの日、伝えたかったことがある。午後2時48分。とある交差点で人と車が接触した。怪我人、死者は2人。
あの日、あなたが守ってくれたから、私は今ここにいる。記憶の無くなったあの日。あなたは夢で教えてくれた。

「生きて。」

その言葉だけを言ってあなたは歩いてどこかへ消えていってしまった。でも、その言葉だけで全て理解出来た。
ああ、私はあの事故で助かったんだ。
だからここにいる。そして、あなたは助からなかった。ただそれだけ。ただそれだけのはずなのに、溢れ出すのは涙だけ。なんでだろう。なにか、大切なことを忘れている気がする。

目を覚まして一番最初に目に入ったのは、泣いている女性。
「××、、、!」
女性曰く、彼女は私の母親らしい。そして、私を助けてくれたのは、、、
そこだけは、聞いても分からなかった。わからないと言うより、モヤがかかってるみたいに脳内に入ってこない。まるで神様が教えないように、呪いをかけたかのように。

事故から数ヶ月が経って、また、夢をみた。彼が出てくる夢。その時も彼は
「生きて。」
とだけ言った。たったそれだけ。
でも、一回目と何か違う。何故か分からないけど、モヤが取れたように、彼との記憶が蘇ってきた。
彼は私の…大切な人だ。
それで十分だ。彼と話したい。彼に伝えたいことがある。でも、運命は残酷で、また彼が歩いていってしまう。待ってと言いたくても、声が出ない。


そして私は目が覚めた。

もう何年も前の話だけと、私は一生彼のことを忘れることは無いと思う。あれ以来、夢に出てくることはなくなって、少し悲しいけど、私は私なりに生きてみることにするよ。だから見てて。絶対に生きててよかったと思えるような旅にするから。あなたへのお土産も沢山持って、胸を張って「久しぶり」って言えるように。

3/18/2024, 1:27:24 PM

「不条理」


この世は理不尽だ。
つくづくそう感じることがある。生まれ持った才能の差。親の収入。どう頑張っても抗えないものはの世の中には存在する。そんな壁に立ち向かうには、どうすればいいのだろうか。
どんなにどんなに努力したって、才能の差は埋まることは無い。なぜ、自分はこうしてまで努力して、努力して、様々なことを犠牲にしてきたのにも関わらず、こんなに苦しい思いをしなければならないのだろう。世の中で凡人と呼ばれる位置に分類される私は何度この苦しさを味わっただろうか。そして、これからもどれだけ苦しまなくてはならないのだろうか。考えるだけで恐ろしい。

世の中平等なんて嘘だ。
どんなことにも差は生じる。

これからの時代、今まで以上に人との差が求められて来るだろう。自分の存在意義を示さなければ生きていけないような世界になるかもしれない。人以外に、AIとも比べられるかもしれない。そんなとき、どうすればいいかなんて誰にも分からない。教えてくれない。

今までも、これからも、世の中は不条理に回り続ける。そんな世の中をこれから私たちは生きていかなければならない。

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