4/5/2025, 11:26:37 AM
「好きだよ。」
その一言が口から出せれば良いのに。
それで、笑顔が見られるのに。
ただし後戻りはできなくなる。
どうしても、後戻りができなくなるのが怖かった。
相手のことなんか考えず自分を偽る生活。
全ては自分の欲の為に。
使い捨てのゴミのような存在だった。
そうだったのに。
いつからか、彼奴を恋愛対象と見るようになった。
自分が分からなくなった。
今まで何人もの自分に向けた幸せを捨てて
相手を見捨てた自分が、
偽らずに幸せになっても良いのか。
あーあ。何て自分は弱虫なんだろう。
少なくとも
今までの奴等とは違かった。
輝いて見えた。
彼奴は俺のことは恋愛対象内なんだろう。
俺もそうだ。
今までの奴等が頭によぎる。
簡単に前の奴等の愛を捨てていたのに。
ただ怖かった。
俺は前の奴等にも愛されていた。
でも、俺は今までの奴等は愛さなかった。
愛せなかったでは無い。
愛す気が無かったと言った方が正しいか?
俺は、…愛す資格はあるのか。
散々泣かせて。
留めなく溢れる涙を見ても何も思わなかった俺が。
本当に良いのか。
俺も考えているうちに涙が溢れる。
「愛したい、…でも、怖いんだよ。」
俺は子供みたいに泣きじゃくった。
3/29/2025, 1:11:07 AM
小さな幸せ。
3/26/2025, 2:18:16 PM
七色に光る虹。
3/26/2025, 7:27:58 AM
“記憶なんて消えちゃえばいいのに”__
玲はそう口から溢した。
どんどん出てくる不満の数々。
俺は静かに耳を傾けていた。
忘れられないじゃん、と
泣きながら呟く玲の背中を叩く。
「そんなに大切な人なのか…」
玲「記憶を消し去りたいよ、」
失恋でもしたのか?
玲には、きらきら笑顔が似合うのに…
よし!俺が元気付けてあげよう!
「俺が出来ることなら何でもするよ!」
そう俺が言うと、ぱああっと
花が咲いたように笑顔になった。
玲「ほんとに!?」
「もちろんっ!」
(後で続き書きます)