何処かの白玉。

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7/27/2025, 9:29:07 AM

注意:自殺・グロ・(嘔吐匂わせ)描写

※一応百合です

「ひぐっ…あ゛あああ゛ぁっ」
私は子供の頃みたいに泣きじゃくった。

早く気づけていれば
もっと素直に言っていたら

そんな願いは何処にも届かず消えていく。



私の最愛の人が死んだ。
ついさっき。

「じゃあね」とだけ残して、
警告が鳴っている踏切に飛び込んだ。
私は脳がフリーズし、その場に立ち尽くした。

私の目にはこれが映った。

愛する人が「ただの肉の塊」になっている
赤黒い紅が飛び散っている
お揃いのキーホルダーがバラバラ
息遣いでさえ聞こえない

ただただ残酷で、愛する人が無惨な姿でそこにいる。
現実を受け入れられない。
頭がこん乱する。吐きけがする。息がうまくできない。めをそらそうとしてもそらせない。

「っう…ぇ……」

数時間前に一緒に食べようとした物が
胃液を纏ってびちゃびちゃと音をたてて出てくる。
胃や喉を通って逆流してるのが余計に気持ち悪い。



ものすごく気分が悪い。



涙が枯れ、目からは水が出てくることは無い。
だが、涙の跡が泣いたことを嫌でも示してくる。

「…あは、」

自分の乾いた笑いが耳を突く。

「…失敗しちゃった…」

独り言。

「もっと“正攻法”でやればよかったよね」
「ごめんね、やりすぎて追い込んじゃったね」




「虐めすぎちゃったね」

4/19/2025, 4:54:07 AM

「何で、__?俺の相棒じゃ無かったの?」

4/18/2025, 7:43:18 AM

静かな情熱

4/16/2025, 11:31:23 AM

「__!」
「_?___!!」
「はっ、はっ…」
細かい呼吸が部屋に響く。
何回もこの事は経験しているが、やっぱり慣れない。
廊下を挟んでのもう一つの向かいの部屋。
そこは、いつも口喧嘩をする両親の部屋だった。
「うぅ…」
情けない涙の混じった声が、
静かな僕の部屋にすぅっと吸い込まれる。
ドアを閉めているから、
何を喧嘩しているのか僕には全く分からない。
体育座りのような姿勢になって泣く。
只管(ひたすら)に泣いた。
「あ゛、ふぅ…」
すっかり落ち着いた頃、
ふと時計を見るとみんなが寝静まっている時間だ。
両親の口喧嘩もいつの間にか終わっていた。
最近は耳鳴りが酷い。まだまだ子供で若いのに。
車で高い山に登った時のような耳鳴りがするのだ。
「貴方さ、」
囁くような声が耳元で聞こえた。
声に関して敏感になっていた僕の身体は、
びくっと肩を揺らして怯えた。
「__」
「え?」
声が遠い。まるで、原っぱで叫んでいる時のように。
まぁ、実際は耳元で囁かれてるだけなんだが。
聞き返そうと声の主の方を見る。
でも、そこには何も無く声もしない。
僕だけが一人取り残されているような感覚に陥った。
僕はパニックになった。
頭が真っ白になり、身体を動かそうとしても
「どうやって動かすんだっけ?」
と思考がぐちゃぐちゃして意味が分からない。
「分からない」
それしか頭に無くて、いつの間にか寝落ちしていた。
(続き書くかは気分次第)

4/11/2025, 4:25:30 PM

__あれ、“僕”の中にある“君”って何?

見た目は一緒、中身は違う君と僕。


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