<希望とquestion>
目の前のあなたに聞きたい事があります。
家、金、食料、仕事、友人、両親…
それらが全て無くなったと考え、あなたは真っ暗闇の人生がスタートするとします。
そんなあなたに希望の光が差し込みました。
【犯罪】
あなたはやりますか?
※戦争の描写があります。四季刻歌、と言う歌を参考にしてます。
「僕は海ちゃんをを一人にしない!約束っ!」
"僕は君を一人にしない"
あの日ここで
「約束、だよ?」
「もちろん!」
約束したの
もしも、時を
「…ぐぁ、ぐぅ…っ」
「藍!?」
止められたなら
「僕、先に"いくね"!」
決して
二度と
「…わかった!無事で帰ってきてね…?」
「…っ、僕さ…頑張るから。海ちゃんも頑張って?」
進まないでと
バンッ
「…っ、た…ぃ、海ちゃ…?」
「嫌だ、嫌だ!死なないで!泣」
世界、刻に
「…泣か…っないで、海ちゃ、ぁ…」
「っ!わかった、ぁ…」
「…おや…すぃ、かいちゃ…、」
「…」
切り離された
一人、私まだできること
「ねぇ…一人になっちゃったよ…」
「何すればいい…?」
「藍…」
何度、季節変わるとしても
「…っ……」
枯れる日まで歌い続けて
「ん…藍、見えてる…?」
君に君に届くのならば
明日に明日に響いておくれ
「そばに、いたかったなぁ…泣」
"ずっと君の側にいたい"と
「風に乗って、僕の想い、届かないかなぁ…。」
風に乗せて、遥か彼方へ…
「ねぇ、君誰?」
僕は、自分と同じような見た目をした奴に問いかけた。でも…口をパクパクするだけで答えは返ってこない。試しにそいつを見て近づいてみた。そしたら、そいつもじっとこっちを見て近づいて来た。
「君、本当に誰?」
そう思いながら、段々怖くなって離れた。そしたらあいつも同じ動きをして離れて行った。
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私は、この前大きな鏡を買った。それが今日届いて、飾ってみた。それで暫く置いていたら、愛猫が鏡の方へ向かって行ったので、様子を見ることにした。
「にゃあ、…んにゃ?」
映った自分に何かを問いかけている様子が見えた。でも、もちろん鏡なので答えが返ってくるはずもなく…試しに近づいてみたり、くるくる回ってみたり。でも、鏡なので当然同じ動きをする。(映すこと)その後、怯えた表情で離れていった。本当、猫って面白いな。
拝啓、今年就職するあなたへ。
もうそろそろ、綺麗な桜が咲く頃ですね。
今は、就職や夢に向かって走っている事だと思います。桜が芽吹いてきて、頑張って芽を出そうとしている頃でしょう。あなたも同じように、今を踏ん張って…新人として、芽を出そうとしていると思います。私らはあなた達を応援します。例え、それが失敗したとしても。否定されたとしても。私はいつでもここに居ますから。夢に向かって、突き進んで行くことをお勧めします。
叶わない夢だったら…、?それは、夢を追うのは一旦休憩です。それよりも、今やるべき事。ほんの小さなことで良いんです。洗い物だったり。買い物をしたり、洗濯機を回してみたり。部屋の掃除なんかでも良いんです。学生さんだったら、課題やレポートなど。今やるべき事はあなたは分かっていますか?それが終わってから、また夢を追いかけ始めることをお勧めします。
どこかの白玉より。
芽吹く…樹木の新芽が萌え出ること。
【あの子と虐め】
[あの日の温もり]←要素少ないですが、お許しを!あと、夏の話あります。
《本編》
「あーあ、失敗しちゃった。」
そんな声が誰も居ない教室に響いた。
「いい案だと思ったのに…。プランも完璧だったのになぁ。」
「どこが悪かったんだろう?」
一つ前の夏休み。僕が補習帰りに見た衝撃の景色。もうカンカン、と踏切が鳴っているのには関わらず、目の前を横切って…夏には似合わない真っ赤な血飛沫が飛んだ。僕が想いを寄せていた子。大好きで愛してた唯一無二の子。思わず、もう死んでいるであろう身体を抱きしめた。あの人間らしい温もりは無く、冷たいただの死体になっていた。
いつもの
「また明日、じゃあな!」
と言ってぎゅっ、と抱きしめてくれたあの温もりは無かった。
夏休みが明けて__原因が分かったらしい。過度な虐めだったんだって。多分、僕の虐めはただの虐めとは違うんだ。
嗚呼、なんて同性愛に厳しい世界だろう。あの子は元々、あの子は僕のような男では無く…女が恋愛対象らしい。それを聞いた瞬間、身体に稲妻が落ちたような衝撃が走った。「僕はただの<友達>なんだ」認めざるを得なかったその事実。ただただ苦しかった。でも、僕はどうしてもあの子に僕の事を愛して欲しかったから…虐めを始めた。何故か?依存して欲しかっただけ。その<友達>って言う立場を利用した。プランはこうだ。
虐めを始める→苦しむ→僕に助けを求める→依存
のはずだった。机に花瓶を置いたり、ズボンやシャツを切ったり。でも助けは求めてくれなかった。苦しくさせすぎた、?あるいは…僕がやったことがバレてたのか?でも、いつも通り帰りはハグしてくれたから無いと思いたい。僕は苦しく無かったのか、と言われたらそうでも無い。苦しい、辛い…と言うよりは早く依存して欲しい。その一心だった。でも、目の前てあの子が死んで以来、自分のやったことを後悔した。僕とあの子は高校生。高校生って、大人に少しずつなる時期だが、まだまだ子供だ。そこの区別が付かなかった…と言っても、もう起こってしまったことなんだから、何度後悔しても何も変わらない。
それで、考え出した結果が…<同じように死ぬ>だ。それで、ある程度償えると思うし…。あの子ともあの世で会えるのでは無いか?と考えた。
早いところ死んだ方が良い、と俺は思ったんだ。それで、あの踏切へ行った。運転はこの前再開したらしい。もうそろそろ電車が来る。心の準備はとっくに出来ている。あ、電車が来た。
「ねぇ、今からそっち行くからね、…」
ガンッ、そんな大きなものがぶつかる音がした後、あの頃と同じような血飛沫が飛んだ。
“END”