題【やさしくしないで】
か「最後にイルカショー?行きましょう!」
莉「いくいくっ!」
莉緒さんの笑顔最高すぎません!?
独り占め、嬉しすぎます。
莉「ねぇねぇ、最前列にいきたいっ!」
か「え、?濡れますよ?」
莉「う、うん。まぁそれはそうだけど…。だめ?」
か「っ、その顔と声は反則です///(ボソッ)」
莉「?まぁ、嫌ならしょうがないね。じゃあ奥、」
か「いや、行きましょう?最前列に。」
莉「えっ、でも。」
か「俺、莉緒さんの笑顔が見たいんです。」
莉「っ。///」
そんなに、やさしくしないで、よ。
もっと好きになっちゃうじゃん///
か「見てくださいっ✨ジャンプしましたよ!?」
莉「えっ?うん。イルカショーだもんね?(笑)」
か「へ~!そうなのですね。凄いですっ!」
莉「あの、もしかしてだけど、かいくんって水族館のイルカショー初めて?」
か「あっ、確かにそうですね。」
莉「気づいてなかったんだね。」
か「でも、本当に賢くて可愛いですね。」
莉「だよね~。」
飼育員「では、誰かにイルカさんのお相手をしてもらいたいな~。最前列の方の…」
「あっ、そこの高校生カップルさん!」
か「カップルさんがやるらしいですよ。」
莉「素敵な思い出になりそうだね。」
飼育員「あ、あの?お願いしてもよろしいですか?」
莉「気づいてないのかな?」
か「あの、莉緒さん、たぶん俺たちのことを言ってる気がします。」
莉「えっ!?た、確かに。みんなの視線も…。」
飼育員「では、お願いしま~す!」
か「まじですか。」
莉「でも、やるしかないよね。カップルじゃないけど。」
か「ですね。」
飼育員「ではこうして…。」
飼育員「ありがとうございました~!お幸せにね✨」
莉「あの、カップルじゃないです、、、」
か「そうなんですよね。」
飼育員「へ?あぁ、すみません!お似合いで。」
か「あははっ。ありがとうございます。」
莉「?? ありがとうございます(?)」
か「なんか、今日すごいカップルと勘違いされますね。」
莉「確かにっ!3回目ぐらいじゃない?」
か「ですね。でも悪い気はしません。逆に嬉しいです✨」
莉「へ!?///うれ、しい!?」
か「あっ、す、すす、すみませんっ!忘れてくださいっ!」
莉「えっ、無理かも、、、///」
か「なんで!?」
莉「ん~、嬉しいから、かな!」
か「っ。///」
か「そ、そろそろ待ち合わせ時間です。行きましょう。」
莉「うん。」
か「あと、はぐれると危ないので、手、また繋ぎましょう?」
莉「じゃあ、お願いしようかな?///」
か「お任せください。俺のお嬢様。(笑)」
莉「なっ!?///」
助けてくださいっ!
私の心臓が持ちません~~~!
題【バイバイ】
莉「チンアナゴ可愛い~❤️」
か「ですね。」
莉緒さんは安定の可愛いです~!
ずっと拝んでいたい、、、
て、だめですよ。かい。しっかりしなくてはっ!
莉「か、ん」
莉「か、くん」
莉「かいくんっ!」
か「っ!は、はい?」
莉「も~、どうしたの?考えごと?」
か「まぁ、そんなとこでしょうかね。どうかしました?」
莉「あっ、お土産やさんにでも行こうかな~って」
か「なるほどっ。それは良いですね!」
莉「じゃあレッツゴーっ!あっ、チンアナゴちゃんバイバイ!」
か「ちょ、手を繋いでいるのですからあまり引っ張らないでくださいっ~!?」
莉「わぁ~!これ、可愛い❤️」
か「本当ですね。」
莉「これ、かいくんみたい。」
か「えっ?(笑)これがですか?」
莉「うん。可愛いところとか?」
か「なっ、可愛くないですっ!///」
莉「あははっ!分かってるよ。かっこいいもん!」
か「か、かっこっ!?///」
「あら~!良いわね~!青春だわ~!」
か「えっ!?違います!///」
莉「わ、私たちはただの幼馴染みですっ!」
「そうなの?でもほら、手を繋いでるじゃない?しかも恋人繋ぎ!」
莉「えっ?本当だっ!///」
か「気がつきませんでした…。」
「まぁ、お似合いだわ~」
莉「あっ、ありがとうございます(?)」
か「っ。///」
「お幸せにね✨」
莉「は、はい~。びっくりしたね。」
か「そう、ですね。」
莉「行こっか。」
か「はい。」
題【帽子かぶって】
莉「ジンベエザメ可愛い~!」
か「ふふっ。そうですね。」
そのような目で見てる莉緒さんの方も可愛いですけど…。
莉「ねぇねぇ、かいくんっ。」
か「どうしました?」
莉「記念撮影しない?」
俺が周りをみてみると、ここは撮影OKだった。
か「はいっ!どう撮りましょうか?」
莉「うーん。ジンベエザメとっ。」
か「はい(笑)」
すると、莉緒さんが難しい顔でスマホを持っていた。
莉「う~、かいくんが身長高いから、手の長さが足りないよ~。」
えっ、待ってください。
可愛すぎません!?
頑張ってる…!
か「大丈夫ですか?(笑)」
莉「笑ってるよね!?」
か「だって、可愛いんですもん(笑)」
莉「なっ、、!///」
か「いいですよ。俺が撮りますから。」
莉「えっ、良いの?ありがとう❤️頼りになるね」
か「いえ。当たり前ですよ。莉緒さんが困っているのですから。」
莉「っ。/// ??」
可愛いですっ!
今日の莉緒さん素敵です。
誰か助けてください!(?)
パシャッ
か「どうでしょう?」
莉「わぁ~!上手にとれてるよ!」
か「良かったですっ!」
莉「ねぇ、かいくんっ。」
か「はい?」
莉「あのね、もうs…ウムッ!?」
か「しー。」
莉「??」
なんで、お姉ちゃんが!?
やばいです。ややこしいことになりそうです。
ばれないようにしなくては。
か「あ、あの。帽子かぶって、くださいっ。」
莉「えっ?なんで?」
俺は莉緒さんに自分の帽子を被せて逃げた。
莉「はぁはぁ。ね、ねぇ?なんで走ったの?」
か「俺の姉がいたんです。か、彼氏と。」
莉「お姉さん!?挨拶しに行かないとっ。」
か「大丈夫ですっ!彼女と思われたらややこしいことになるので!」
莉「そ、そっか。あと帽子。」
か「あっ。すみませんっ!」
莉「あははっ。ね、ね、次はチンアナゴ見に行きたい!」
か「喜んで。」
題【小さな勇気】
ふ「水族館行かない?」
す「わぁ!素敵ですね✨」
ひ「めっちゃ目がキラキラしてんじゃん!」
葵「私も行きたいかも~!」
太「じゃあ、俺もっ!」
莉「ジンベエザメ見れるかなぁ!?」
隼「みられると思うよ(笑)」
か「莉緒さんってそんなにジンベエザメ好きだったのですね。」
莉「うん!大きいのに可愛いしね。」
隼「へ~!意外かも。」
太「俺も好きだよっ。」
葵・ひ「じゃあ行こうっ!」
全員「賛成!」
~水族館にて~
か「莉緒さん、一緒にまわりませんか?」
莉「え?」
みんなでまわらないのかな?と不思議に思い、周りをみてみると、二組ペアが出来ていた。
理由は、大勢過ぎるから迷惑になるかららしい。
まぁ、確かに。
というわけで、私はかいくんとまわることになったよ。
〈ペアは…。〉
・葵、ひなた
・すみれ、ふうま
・隼人、太陽
・莉緒、かい
そして、各自バラバラに行動。
か「あ、あの。莉緒さん。」
莉「ん?どうしたの?」
か「あっ、えっと、、、」
莉「?」
神様、お願いします。
俺に小さな勇気をくださいっ。
か「手を、繋いでくれませんか?」
莉「えっ!?///」
き、聞き間違いだよね!?
か「あの、良いでしょうか?」
ゆ、夢、夢だよね!!
莉「あの!ちょっと待ってっ!」
頬っぺたをつねってみよう!
莉「いたっ。」
夢じゃないの!?
か「あ、現実逃避をするくらいなら、、、すみません。」
莉「えっ、違う。あの!夢かなって、///嬉しいなって。お願いして良い?」
か「っ、はい。もちろんですっ!」
莉「えへへっ。」
か「ほら、莉緒さんの見たいと言っていたジンベエザメですよ。(笑)」
莉「ちょっ、からかわないでよっ!///」
か「ふふっ。すみません。可愛いですよ。」
莉「も、もう~!///」
続きは明日~!
またね✨
あっ、読んでくれてありがとう❤️
題【終わらない物語】
今は、みんなで温泉にきていますっ!
ふ「そろそろ上がる?」
ひ「だな~。」
太「だねだねっ!」
隼「のぼせてきたかも(笑)」
か「では早く上がりましょう。倒れてしまいますっ!」
隼「うん。ありがと。」
~休憩室で~
ふ「すみれ達は、まだかな?」
太「まだじゃない?女子は大変なんだよ~。」
ひ「だね✨葵は、俺のために髪を乾かしたり、メイクをしておめかししてるんだよっ!まじで大好き!可愛さの神!」
隼「始まった~(笑)ひなたの葵ちゃんトーク。」
か「違うと思いますよ?ひなた。うるさいです。」
ふ「かいって意外としっかりと言うタイプだよね~。」
か「そうですか?」
太「確かにっ!」
す「お、お待たせしましたぁっ!」
葵「ごめんね。」
莉「待ったかな?」
すみれ達が急いで来る。
隼「全然大丈夫だよ。」
太「あんまり待ってないよ~!」
ひ「気にしないでね✨葵っ!」
ふ「そうだよ。今上がったところだったしね。」
か「女子が男子より大変なのは当たり前ですから。」
「「「ありがと~っ!」」」
太「あっ、てかさ、莉緒の恋ばなしてたね~!丸聞こえだったよ~(笑)好きな人いるんだ~?」
莉「ふぇっ!?///」
ふ「太陽!?」
ひ「ちょ、バカっ!」
隼「言わない方が…。」
か「り、莉緒さん?」
す・葵「聞こえちゃってたか~。」
莉「あっ、えっと、あの。///」
ふ「でも、正直気になるかな。」
ひ「うんうん。だれなの?」
莉「えっと。」
隼「かいとか?」
なんで、聞いちゃったんだよ!僕!
「うん。」って返事が返ってきたらどうすんの!?
莉「へっ!?///あの。違っ、くない?」
違う?本当に?
違わないかもしれない。でも確信じゃないし。
隼人って聞かれても、きっと同じような反応をしちゃう。
分かんない。
か「照れるのですか?可愛いですっ💕」
莉「はっ!?えっ、い、今なんて?///」
か「?だから、可愛いですって言いましたっ!」
葵「えっ?かいくん?」
す「めっちゃ、直球で言いますね!?」
ふ「告白?」
ひ「俺たちは何を見せられてるんだ?」
隼「ぼ、僕だって、莉緒のこと可愛いって思ってるよっ!」
莉「えぇっ!?隼人まで!?」
か「俺の方が思ってます。幼馴染みですよ?」
隼「だからなに?転校してくるまでは僕と一緒だったけど?」
隼「莉緒の可愛さは世界一だよ?」
か「へ~?俺は宇宙一だと思ってますけど?」
莉「あ、えっと、も、もう止めてっ///」
心臓が持たないって!
葵「す、ストープっ!」
す「そこまでですよ。見てくださいっ!」
隼・か「?」
葵「莉緒ちゃん、心臓が持ってないよ💦」
す「二人のようなイケメンに可愛い攻めされたら誰でもこうなりますよ。」
隼「あっ、ごめん!必死になりすぎた!」
か「すみません。負けたくなくて。」
ふ・ひ・太(いや、どういうことだよ!(笑))
莉「大丈夫れふっ!///び、びっくりしただけ…」
葵「で?告白なの?二人とも❤️」
隼「違うっ!」
か「そ、そうですよ。ただ、可愛いね~って。」
す「ふーん?」
莉緒さんは誰が好きなんでしょう。
取られたくないと思うのはどうしてでしょう。
告白できないのはなぜなんでしょう。
きっと、隼人のことが好きだと思っているからですかね。
莉緒に告白できるまで、その日まで…これは、
「終わらない物語」ですから。