題【花畑】
「わぁ~!綺麗な花畑だね❤️ひなたくん。」
「そうだね!葵。」
ピコン♪
「?あっ、すみれからだ!」
ー葵~!ひなたとのデート、楽しんでいますか?ー
「へっ!?」
「なに?どうしたの?」
「あっ、ごめんね!大丈夫!」
「そっか?」
ー楽しんでるよ。ありがとね❤️ー
カシャッ
「えっ!?」
なんかカシャッって、カシャッって聞こえたよ!?
「葵はビジュも性格も完璧だから、花畑にいる妖精みたいだね!」
「もう、ひなたくんはまたそんなことを!」
「あのね、実はこのことを言いたかったんだ。」
そういって、ひなたくんは私の(すみれが貸してくれた)服を指差した。
「えっ。なんか付いてる!?」
「ちがくて。その、可愛いね!ってその服。ワンピース?って言うのかな?」
「………!?」
えっと、なんて答えたら良いかな。どうしよ!
なんかかっこ良すぎて!?
「あ、ありがとうね❤️その、褒められるの、あんまりなれてなくって。」
「そうなんだ。葵は可愛すぎだから褒められまくってるのかと思ってた(笑)」
「そんななの?私のイメージ。」
「そんな感じかな。」
「そうなんだ。」
「そろそろ帰ろっか!楽しめたしね~!」
「だね。片付けようか。」
「今日は付き合ってくれてありがとうね。」
「えっ。私がお願いしたのに?」
「僕が嬉しかったから、かな?」
「そうなんだ!じゃあ私からも、今日はありがと」
「えっ、あっ、うん!」
可愛すぎ!
「じゃあ、これからもお付き合いよろしくね❤️ひなたくん!」
「よろしくね!」
題【空が泣く】
「空が泣いていますね~。」
「そうだね。ん?どうゆうこと?」
「雨だね、じゃなくて、泣いていると、かっこよく言ってみました!」
「ふふ!変なすみれ。」
「ですね!にしても、雨ですか~。なんか気分が下がりますね。」
「分かる~。って言うか、すみれ聞いて!」
「なんですか?」
「この前の女子会で、私、ひなたくんのことデートに誘ったでしょ?」
「はい。誘ってましたね。」
「それがさ、いよいよ明日なんだよね❤️」
「そうなのですか!?」
「うん。緊張しちゃってさ。服選び、手伝ってくれない?すみれってお嬢様でしょ?センスが良さそう。」
「きゃ~❤️任せてください!」
「よろしくね。」
「葵は顔が可愛いからワンピースも良いですね。あ、でも大人な感じをだすなら、この服ですね。葵はどんな感じが理想ですか?」
「私はね、可愛い感じの服かな?いつも変な服しか選べないから、おしゃれしてみたいかな?」
「OKです!じゃあ、私の服を貸して差し上げます」「えっ、良いの?」
「はい!ごめんね、ブランドものしかなくって。」
「すごいね❤️でも、私に合うのかな?」
「合います!じゃあ、これとこれとこれの組み合わせにして、完成~!」
「ありがとう。可愛い~❤️楽しみだな。」
「可愛いすぎです!葵!」
「ありがとう❤️すみれのおかげ!」
「明日、頑張ってくださいね!」
「うん。頑張ってくる❤️」
「あっ、そうです!これ、おまじないのお守りです。緊張したら握ってください。」
「本当にありがとうね。すみれ❤️」
「はい!楽しんできてくださいね!」
題【君からのLINE】
ピコン♪
「誰からだろ。」
「なんかLINEが来たね。」
「葵かな!葵かな~!」
「知らないよ(笑)早く見たら?」
「うん、って公式LINEかよ!?」
「よく恋愛アニメとかで見る、好きな人からのLINEだと思ったら公式LINEって言う落ちのあれ?」
「長いな!?確かにそうだけど…、葵は!?なんか送る!」
「もう夜の9時40分だよ!?迷惑じゃ?」
「大丈夫!今日は女子会お泊まりするって言ってたし!」
「でも、」
「よし!送信っと!」
「って速くね!?なんて送ったの?」
「今から一緒に4人でお泊まりしない?って。」
「うわ!きっしょ!?」
「そんな汚い言葉を使うなよ!」
「だって普通に考えて?いくら彼氏だからって、今から男女4人でお泊まり会ってさ。進展速くね?」
ピコン♪
「あっ、来た!」
「えっ!?なんて来たの?」
ー良いね❤️する?ー
「まじかよ!?」
「やった!葵とお泊まり会だ~!よし、行こ?」
「はいはい。どっちの家に行けば良いの?」
「聞いてみる!」
ーどっちの家に行けば良い?葵かすみれ。ー
ピコン♪
ー私の家にいるから、いつでも来て良いからね❤️ー
ーOK!ありがとう。葵!ー
「葵の家にレッツゴー!」
「本当にこうなるとは。」
「お邪魔します。」
「ヤッホー!葵!」
「どうぞ❤️」
「女の子の家に入るの初めて…。」
「ふうま緊張しすぎですよ。」
「ご、ごめん。」
「ゆっくりしていってね?」
「ありがとう!葵!神!」
「…。」
「始まったよ。」
「ですね。」
以外と楽しめました(笑)
題【夜明け前】
「もう、朝になりますね~。」
「そだね~。」
今日は、私の家ですみれと私、葵がお泊まり会をしてるの!
「もう、眠いです。」
「だよね、徹夜で恋ばなとか面白いね(笑)」
「分かる~!盛り上がって、夜明け前まで寝ちゃいましたもん。」
「ね!て言うか、すみれがさっき言ってた、ふうまとのデートって何!?」
「へ!?それ、は、ショッピングモールに行っただけです。」
「え~?嘘だ!手を繋いだり、キスしたり、しちゃった!?」
「しっ、してない!あれ、したかも?」
「きゃー❤️どっち?どっちも、とか!?」
「いえ、したのはてを繋いだだけです!」
「そっか❤️」
「葵も今度ひなたと行ってみたら?デート!」
「うーん。そうだね、行ってみようかな❤️今誘ってみる!」
「えっ。今?」
プルプルプル プルプルプル…、
「もしもし!葵!?どうしたの。」
「あっ、その…。あの!今度、デートってどうかな?」
「えっ!行く行く!?OK!いつ?」
「じゃあ、29日にしよ❤️」
「分かった!開けとくね。葵、神!」
「ありがとう。じゃあね~❤️」
「うまく行きましたね!」
「うん。楽しみだな~❤️」
題【本気の恋】
「なんで…、だめなのですか!?私はこんなに!」
「なんでって、だって俺はお前にふさわしくない」
「何を言ってるのですか?」
「じゃあ逆に、すみれは俺のどこが好きなんだよ」
「えっ。それは、ぜ…ぶ…き。」
「えっ?」
「全部好き。全部大好きなの!なんか悪い!?」
「悪く、ない。でも、自信がない。だたそれだけ」
「そんなことですか、あはは!私はそんな今のままのあなたが大好きなんです!」
「っ!そう、なんだ。変なの。」
「変!?私のことですか!?」
「うん。」
「もうっ!!」
「すみれ、俺も、俺も大好きなんだ!」
「うん。知ってますよ。私もです。」
「こんな僕でよければ、付き合ってください。」
「はい。喜んで。」
パチパチパチ!!
「きゃー、すみれのドレス姿可愛い❤️」
「本当だね!でも葵のほうが!」
「…。」
「ごめん。」
「ねぇふうまくん、彼氏から見てどんな気持ち?」
「複雑だね。キスシーンとかあるし!?」
「そうだね。私は嫉妬しちゃうかもな~❤️」
「だよね!僕に嫉妬してくれる!?」
「うーん。どうかな~。」
「相手の人もイケメンでかっこいいね❤️」
「そうだね。」
「すみれは劇が上手❤️役者が向いてるね!」
「それ、俺も思ったよ!」
「そうなんだね。」
「あっ、ヤッホーすみれ❤️」
「あっ、みんな来てくれたんですね!」
「すごかったね!感動しちゃった!」
「ありがとうございます!緊張しました!」
「上手だったよすみれ。」
「ありがとう。主役って言われたとき、えっ、てなりました(笑)」
「いつもの葵ぐらい輝いてたよ!」
「ひなたが言うってことはけっこうな褒め言葉、かな?」
「これからも頑張ってね❤️」
「ありがとう。葵!」
もっともっと上に上り詰めるから!