勿忘草

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1/13/2026, 9:00:08 PM

#夢をみてたい


彼女は、きっと触れたら壊れてしまう。
ガラスみたいに透き通っていて、
笑うだけで周りの空気が変わって、
名前を呼ばれるだけで胸が苦しくなる。

高嶺の花なんて言葉じゃ足りない。

視線が交わるたびに、
期待してしまう自分が嫌で、すぐに目を逸らした。
もし触れたら、彼女の世界に僕の汚れた影が
落ちてしまう気がしたから。

だから僕は、今日も彼女に何も言わない。
視線を送るだけで、
名前も呼ばず、近づかず、ただ胸の奥で咲かせる。

叶わなくてもいい。
報われなくてもいい。

壊れるくらいなら、最初から触れない。

「僕の夢の中で君は眩しすぎたんだ」

1/12/2026, 5:08:19 AM

#寒さが身に染みて

待ち合わせの場所に立つ意味も、もうなかった。
それでも足が動かなかったのは、
まだ少しだけ、期待してたからだと思う。

「元気?」
そう聞かれて、頷くしかなかった。
本当は、全然元気じゃないのに。

「嫌いになったわけじゃない」
その言葉が一番ずるいって、
どうして貴方は知らないんだろう。

さよならを告げる前に、
貴方は小さく「ごめん」と言って、背を向けた。

______謝んないでよ

1/8/2026, 1:03:00 PM

#色とりどり

細かったら、
足が長かったら、
目が二重だったら。

そんな「もしも」を並べるたびに、
今の私は、
どんどん色を失っていく。

鏡の前で比べて、
人の中で比べて、
足りないところばかり数えていた。

濁ってる私は、
まだ好きじゃない。

でもいつか、
この色を否定しない日が来る気がしたんだ。
______きっと、ね。

1/5/2026, 1:22:53 PM

#冬晴れ

こういう日は、余計なことを考えさせられる。

君に振られた瞬間のことは、ちゃんと覚えている。
情けなかったし、正直、悔しかった。

でも泣くほどじゃなかったし、
誰かに話す気にもなれなかった。
男なんて、そんなもんだと思ってた。

強がってるわけじゃない。
忘れたふりをしているわけでもない。
ただ、終わったものを
いつまでも握りしめていられるほど、
僕は感情に正直じゃなかった。

だから______

もう、君に会いたいとは思わなかった。

1/5/2026, 4:07:22 AM

#幸せとは

笑った声も、沈黙も、
当たり前みたいに続くと思っていた日々。
失うまで、それがどれほど大切だったのか、
私は知らない。

「好きだよ。」
この言葉が聞けなくなってから______

幸せは、
手を離したあとで名前を持つ。
気づいたときには、
もう触れられないものになる。

それでも——
あの時間を抱きしめたいと思ってしまう。


「幸せとは、あなたが隣にいた時間のことでした。」

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