#たまには
立ち止まって、三年生の背中を思い出します。
いつもは前を歩いてくれていたその姿。
行事や部活で見せてくれた、本気の姿。
かっこよくて、少し遠い存在でした。
そんな先輩たちも、今日で卒業していきます。
たまには、泣いたっていいと思います。
泣くことは、決して悪いことじゃないから。
それだけ大切な時間を過ごしてきた証だから。
先輩たちの背中を、私たちはきっと忘れません。
その思い出を胸に、私たちも前へ進んでいきます。
「来年は僕たちの番だ」
#誰もがみんな
「ずっと寝てたい」
みんな思ったことがあるだろう?
僕も何度も思ったさ。
寝てたら
何も考えなくていいし、
変に気を使うこともない。
夢の中の自分は勝手に言葉を発するし、
いい夢だってみれる。
だから僕はずっと寝てたい。
______たとえ
君の顔が見れなくても。
君の声が聞けなくなっても。
ずっと寝る。これは死んでることと変わらないんだよ。
分かってても、誰もがみんな一度は考える。
#こんな夢を見た
同じ夢を、また見た。
君はいつも同じ距離にいて、
同じ笑い方をして、
同じ名前を呼ぶ。
目が覚めるたび、
もう一度眠れば会える気がして、
何度も目を閉じてしまう。
忘れたいわけじゃない。
忘れられないだけで、
この気持ちは今日も終わらない。
______またこの夢。
#君に会いたくて
「会いたい」
何回思ったんだろう。
会えても恥ずかしくて話せないのに、
でも君の顔が見えなくなると、
何故か会いたくなってしまう。
艶がかかった髪、
大きくて丸い瞳、
小さくて可愛らしい手。
「好きだよ」
それが僕に向けられた言葉でなくても、
僕は君を想い続ける。
君のものになれるならなんだってする。
たとえ、罪を犯してでも。
「会いたいなぁ」
#美しい
本当は、渡したくなかった。
名前を呼ばれるたび、
手が触れるたび、
貴方が私を見つめるたび、
心がちゃんと揺れていた。
それでも、
大切な人の笑顔が曇る未来を想像して、
私は貴方の気持ちを傷つけた。
「好きじゃない」
そう口にした言葉は、
嘘だったけれど、
大切な人を守るための嘘だった。
好きだった気持ちは、
まだ私の心の中。
今はまだ涙が止まらない。止められない。
この涙はきっと、美しい。