#新年
去年の自分を振り返る。
できたこと、できなかったこと、全部思い出す。
でも、過去はもう変えられない。
それでも前に進むしかないんだ。
カーテンの隙間から差し込む朝の光。
静かに世界は動き出している。
新しい一年は、まだ白紙で、
何が起こるかは分からないけれど。
胸の奥のざわめきは、少しの不安と、少しの期待。
深呼吸して、僕は小さくつぶやく。
「さて、今年はどんな一年になるかな」
#良いお年を
喧嘩したまま、
目を見て話すこともできないまま、
今年が終わろうとしていた。
謝るタイミングなんて、
探せばいくらでもあったはずなのに、
僕はその全部を見ないふりした。
「良いお年を」
僕の口からはこの一言。
違うだろ。謝らなければいけないのに。
その瞬間、
時間が一気に進んでしまった気がした。
今年も、僕たちも、
ここで終わるみたいに。
ただひとつ確かなのは、
あの一言が、
僕と君の最後の言葉になった
______みたいな。
#星に包まれて
君の光に触れていると、
強がりも、不安も、ほどけてしまう。
離れたくない。
このまま、
君の中で眠ってしまいたい。
明日が来ても、
この温度を忘れないように。
今夜だけは、
僕を離さないで。
今夜だけは、君に包まれていたい。
#静かな終わり
私の毎日はとても賑やかだった。
私の隣には
よく笑って、よく喋って、
沈黙を怖がるみたいに言葉を重ねる人がいた。
私が何も言わなくても話続けている人。
___だけど、その声も私はもう聞けない。
言葉にすれば軽くなる想いを、
最後まで言えないまま。
棺の中の私は何も言えない。
「大好きだよ」
彼が言った。
その言葉は音が無くても、
伝わった。
そうやって私の人生は、
初めて静かに終わった。
#心の旅路
最後のチャイムが鳴って、
教室の空気も少しだけ軽くなるのを感じた。
「はぁ…やっと終わったー!!」
笑って私は言うけど、胸の奥がズキっと痛む。
ここで過ごすのも今日で終わり。
分かっているつもりでも、
やっぱり悲しいし寂しい。
振り返らないと決めたのに、
前向きに進もうと思ったのに、
足は何度も止まってしまう。
「もうちょっとみんなと一緒にいたかったなぁ…」
弱音吐いて、道はまだまだ長いことも分かってるけど
何回止まっても許してくれますか?