『 赤いチューリップ 』
誰かが言った「夜に人は死ぬものだと」
誰かが言った「夜は人を孤独にするものだと」
夜景は好きだ。でも嫌いだ。
レストランで飲む真っ赤なワインも数枚しかないステーキも夜のせいで味がない。
目の前に綺麗な彼女がいるにも関わらず、喋ることさえできない。
誰かが言った「夜は人を輝かせるものだと」
誰かが言った「夜は人に勇気を与えてくれると」
俺は今日彼女にプロポーズをする。
『 愛の告白 』
『 ウインターコスモス 』
「もう、もう私達もあと少しだな。」
そう夫が言った。
今年で89歳になる夫は昔は元気で活発に動いて誰よりも信頼されていた。
だけど私は遠くから夫を見ることしか出来なかった。
急に夫が花を見に行こうと言った。
綺麗な黄色の花畑だった。
その花畑の前で彼はこう言った、
「来世でも美智子さんを好きになるよ」
『 もう一度愛します 』
『 ブライダルベール 』
空、山本空。
この人に惚れました。
そしてこの人に好きと伝えました。
OKはしてくれたけど、
やっぱりダメで、
君を見るたび心臓が痛くて。
涙がでて、
吐き気がして、
君が好きと言うたび、
空が泣くたび、私はあなたの幸せを望みました。
6月、私は空になりました。
『 あなたの幸せを願います 』
『 アイリス 』
私は一人の男性を愛していた。
例え世界が彼のことを嫌っても、彼を支え続けることを誓った。
彼を愛すと、
そしてその彼にLINEを送った。
「あなたの周りにはきれいな人が沢山いる。私の事本当に好き、?」
少し不安になっただけだった。
でも彼からのLINEは「ごめん、今友達と遊んでるからまた明日でいい、、?」
だった。
もう何を信じればいいのか分からなくなって、トラックに飛び込んだ。
彼はきっと事故だと思っているに違いない。私がそんなことしないと思っているに違いない。
いつか、いつかは一生をかけて私のために死んでください。
『 メッセージ 』
PS.
この話は1個前の小説の彼女目線なので彼氏がわも見てみてください!
『 タツナミソウ 』
俺は一人の女性を愛していた。
例えすべてが彼女の敵になっても、彼女を守ると誓った。
彼女を愛すと、
そしてその彼女がつい昨日死んだ。
事故だったようだ、彼女はトラックに自分から進んで行っていたらしい。
事故でも、、
俺はひいた奴を許すことはできない。
だから彼女のために。
一生をかけてそいつを殺す。
殺したら君のもとへ行くよ。
『 私の命を捧げます 』
PS.
題名の花の意味をこれから書いていこうと思います。
今までの小説の題名も良かったら見てみてね〜!