【秋恋】#6
※百合注意
キャラクター紹介
『』 神山あおい (かみやまあおい)
「」 鈴木桜(すずきさくら)
『ねぇねぇ知ってた?!秋の方が恋が叶いやすいんだって!!』
私の親友、あおいが発したその言葉。
私はあおいことが、恋愛的に好きだ。
その、元気なとこも、知ったことをなんでも私に報告しようとしてるとこも、全部かわいい。
『桜 、?どーしたの、?』
私の名前を呼び、首を傾げてこっちを見るあおい。
もうかわいい、!!
「全然っ、!なんでもないよ笑 私も恋、叶うといいなぁ、、笑 」
『ねぇ!早く好きな人教えてよ〜!!』
「秘密だもん笑」
「ねぇいーじゃんかぁ〜!!」
「だぁめ 笑」
『ちぇ〜、、、』
大親友、、か、、
私は愛しているのに、
あおいはただの大親友と思ってるみたい。
はぁ、こっちに振り向いてくれたらいいのに、、
『ねぇねぇ知ってた?!秋の方が恋叶いやすいんだって!!』
私が言った時、私の好きな人は何か考えてるようにして返事をしなかった。
そう、何を隠そう私は、大親友の桜のことが恋愛的に好き。
でも、返事をしてくれなくて、ちょっと心配になった。
『桜 、 ? どーしたの 、?』
かわいい笑顔でこっちを見る桜。
「全然っ、!なんでもないよ笑 私も恋、叶うといいなぁ、、笑 」
『ねぇ!早く好きな人教えてよ〜!!』
「秘密だもん笑」
「ねぇいーじゃんかぁ〜!!」
「だぁめ 笑」
『ちぇ〜、、、』
好きな人、教えてよとか、言ってるけど、
ほんとは知りたくない。
桜は多分、女子の私の事なんか好きだとか、思ってない。
はぁ、こっちに振り向いてくれたらいーのに。
※この物語は、あるネッ友の子の実話もちょこっと入っています。後は妄想です。
【大事にしたい】#5
人間誰しも、自分が大事にしたいものはあるだろう。
その大事なものは、みんなそれぞれ違う。
だから、誰かの大事なものを笑うなんて、
絶対に、してはいけないこと。
自分が大事なものは、大事と言っていい。
自分が好きなものは、好きと言っていい。
自分が嫌なものは、はっきり嫌と言っていい。
溜め込まないでね。
【時間よ止まれ】#4
『時間が止まったらな。』
人間誰しも、1度は思ったことがあるはず。
時間なんてそう簡単に止まるものではなく、どんどん過ぎていく。
でも、俺だけは違った。
俺は、生まれつき、
"時間よ止まれ"
と言うと、時間が止まり、
"時間よ動け"
というと、時間が動く能力を持っている。
でも、乱用はできない。
一日に6回使ってしまうと、体のほとんどのエネルギーが使われて、倒れてしまう。
ある日、俺は最近使ってなかったから、今日はこの能力を沢山使っちゃおうかな。と思った。
嫌いな上司を禿げさせてみたり、
嫌な感じの取引先の人を転ばせに行ったり、
ストレス発散で都心で叫んでみたり、
色々な事をやった。
「これでもう5回か、、」
終わるのはあっという間だった。
そんな時、ある人が目に入った。
トラックに引かれそうな小学生の男の子。
とっさに、助けなきゃ、と思ったが、もう5回使っているため、もう1回使ったら倒れてしまう。
でも、目の前には引かれそうな小学生。
ええい、もう、どうにでもなれ!という気持ちで、
「時間よ止まれ!!!」
と叫んだ。
すると、時間が止まった。
いつもなら、時間は止まらず、倒れるはずだった。
「え、あ、え、なんで、、」
困惑と驚きが止まらない。
「あ、た、助けなきゃ、!!」
俺は、小学生を歩道に連れていった。
この後、どうなるのだろう、
6回目の後は初めてだ。
「時間よ、、動け、、」
怖さに目を瞑ってしまった。
次に目を開けた時は、病院のベッドだった。
「おかあ、、、さん、、?」
お母さんは怒っていた。
『あんた、6回目使ったでしょ、ほんと、何に使ったのよ、ばかねぇ。』
お母さんに言われて、自分でも行動を見返してみることにした。
小学生の頃に、トラックに絵を描いたり、
給食の苦手なものだけ戻したり、
テストで他の人の用紙をカンニングしたり、
いじめっ子を殴ってみたり、
上司、先輩、取引先に嫌がらせ、
今まで、自分のことだけを思って時間を戻してきた。
でも、今日、6回目を使った時、
あれは、人のためだった。
神様も、人のために使うなら6回目を使わせてもいいと思ったのだろう。
「俺、もう自分のためだけに時間止めない。」
『え?あんた急にどうしたのよ?』
お母さんには理解できなかったようだけど、
俺はこれから、人のためだけに時間を止める。
そう決意した。
【夜景】#3
私たち人が、夜に死ぬと、
星たちは泣いて。
月も泣いて。
暗い空も泣く。
私たち人が、夜に笑うと、
星たちも笑って。
月も笑って。
暗い空も、少し明るくなって笑う。
私たち人が、夜に喜ぶと、
星たちも喜んで。
月も喜んで。
暗い空も、喜ぶ。
人と、星と、月と、空で、
みーんなで、笑って過ごそう。
【花畑】 #2
『ねぇ、』
「ん?」
『20歳の今日、また2人で、ここのお花畑に来ない?』
「いいよ、絶対ね?約束だよ?笑」
『私約束守るのは自信あるから大丈夫笑』
私は13歳の頃、親友と約束をした。
なのに、親友は、4年前、交通事故に合い亡くなってしまった。
そして、今日、13歳の頃に親友と約束した日。
親友がいないなら、行かなくていいや。
そう思っていたけど、なんか親友に、一緒に行こうって、言われている気がして、またお花畑に行くことにした。
「はぁ、やっぱり綺麗だな、」
お花畑は綺麗だったけど、親友がいないと、
なんだか静かで、寂しい。
そう思った時だった。
『ーー っ !』
ふと、親友が私を呼ぶ声が聞こえた気がして、思わず振り向いた。
でも、そこには誰もいなかった。
「なんだ、聞き間違えかな、」
そう思って地面に座り込む。
ここになら、ずっと居れそう、
そんなことを考えていた時、
『逃げて、!!』
「えっ、?」
今度ははっきりと、親友の声が聞こえた。
『逃げて、逃げて、逃げて、!!』
流石に怖くて、私は逃げ出した。
これは、友達から聞いた話。
私が逃げた後、お花畑に爆弾が仕掛けられてたらしく、爆発して、お花畑は壊滅。大勢の人が亡くなってしまったらしい。
私は、あそこで親友が助けてくれたから、生き延びれた。
親友と約束した場所でもあり、
親友が助けてくれた場所でもある。
そこが、
" お花畑 "