君と一緒に
午前8時。
それはサラリーマンにとって魔の時間帯である。
都心に通勤する者たちは、ほぼ例外なく満員電車に押し込められている。
そうして勤務地に辿り着くまでの間、退屈や圧迫感をこらえるために、目の前の小さな板にしがみついている。
かくいう俺もその1人で、いつも通勤の苦痛を和らげるために苦心していた。
しかし、最近その苦しみを凌駕して余りあるものを見つけた。
推しだ。
彼女は通勤時間中のSNSのタイムラインにたまたま現れた。ステージの上で歌い踊る彼女に、俺は一瞬で心を奪われた。
それからというもの、俺の通勤は変わった。
電車の中では常に彼女のライブやSNS、YouTubeチャンネルをチェックする時間に早変わりした。
今では目的地に着く頃には
「なんだもう着いたのか。もうちょっとライブを見たかったのに」
と考える有様である。
苦痛な時間のはずが、推しの君と一緒だと天国に変わったのだ。
諸君、推しはいいぞ。
君も推しと通勤しよう。
今年の抱負
雀魂で魂天になりたい(雀魂やってる人いる?一緒に頑張ろう!)
健康的な生活(食べ過ぎない。適度な運動。睡眠ちゃんととる)
小説をもっと書きたい!毎日500字くらいは書く習慣ができたらいいな。
新年
地平線が薄紫に染まり、やがてオレンジの光が登ってくるのを、僕はぼぅーっと眺めていた。
あれ、そういえばこれって初日の出ってことになるのか?
とはたと気付いた。
YouTubeを見るともなく眺めていたら、いつの間にか年が明けていた。
なんの実感もないけれど、とりあえず2026年おめでとう!
#心の旅路
原稿用紙アイコンのアプリから通知が来ると、私の旅が始まる。
スマートフォンの画面に向き合って、画面に表示されたキーボードに指を滑らせる。
白い画面に物語が紡がれていく。
身体はここにあるのに、心は確かに旅をしていた。
#凍てつく鏡
曇った鏡を手で拭いた時、あまりの冷たさに指先が強ばった。
拭いた鏡を覗き込んで、朝の身支度を済ませながら、
本当に寒くなったな、と思った。
暦の上では冬と呼ばれる時期になってはいても、長かった夏の残滓が空気の中にいつまでも残っているかのようで、どこか温さが抜けなかった。
それがいつの間にか消え去っている。
洗面所の水道から流れる水もキンと冷えていて、手の温度をさらに奪っていく。
冬が来たのだ。
もう今年も終わる。
そんなことを考えながら、私は家のドアを開けた。