ことり、

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8/9/2024, 4:01:10 PM

上手くいかなくたっていい


「上手くいかなくたっていいからさ、
やってごらんよ!」

ニコニコといい人モード全開で言うその人、
私は苦手です。

上手くいかなくたっていい☞失敗しろ、
ほら、失敗して見せろよ。

暗にそういう雰囲気、言葉の棘、視線
を、
感じてしまう。

私は空気を人より読んでしまう体質らしい。
空気を読んで立ち回り、
褒められることもあるけれど、
後でどっと疲れてしまう。

要するに八方美人。
人に嫌われたくない、好かれたい。
いい人でいたい。いい人は痛い。
そんな自分から脱却したいなあと
思う今日この頃です。

8/8/2024, 9:19:14 AM

最初から決まってた


「お前が嫁に行ったから、
○○家は終わるんだ。終わらせたのは、
お前だ」

実の父にそう言われた。
○○家って、そんな大層な家かよ…。

ええと、私たちが女の子ばかりの姉妹で、
男の子がいないところから、
○○家の終わりは決まっていたのでは?

だいたい、父が郷里を出て、
近隣の大きな市に出てきた時から?

そもそも、父が一人っ子なのも?

私のせいにばっかすんなよ、糞爺が。

と、思っている。

でも、言われた時に
言葉に詰まって言い返せなかったので、
今度こそ蒸し返してやる。

首洗って待ってろ。

「あら?○○家を終わらせたのは、
お父さまですわよねえ?」って
言ってやるわ。

8/6/2024, 11:37:19 AM

太陽


だっかれったぁ〜い〜

だっかれったぁ〜い〜

だっかれったぁ〜い〜

太陽にっ

コーラス
太陽に!


この昭和歌謡がわかる貴方は、
大丈夫、私と一緒、
赤坂泰彦のミリオンナイツのリスナーです
おめでとう

中古レコード屋さんで見つけた
オモロイレコードをかけるという
コーナーでの曲でした
先輩なんか、そのコーナーの曲だけ集めた
カセットテープを作ってたくらいでした
貸してもらいました
ダビングしておけばよかったです

面白いラジオでしたよね
10代のハートに刺さりまくりました
地元の大学祭に来られましたよ赤坂さん
ヤバヤバのフリートークをして行かれました

家のばたばたが収まりそうです
ぼちぼちと書く習慣、再開しようかと
思います

よろしくお願いいたします

7/8/2024, 8:51:34 AM

七夕


「ニャーン」
「おっクロ!元気だったかあ」
近所に、たまに出会う黒猫がいる。
名前はクロ(安直)。
黒猫は嫌がる人もいるが、俺は好き。
あの黒い毛並みを撫でまくって、
艶々のキューティクルクル(?)に
してやるのだ。
クロは人懐こくて、
かなりクルクルに近づいてきた。
そんな楽しい日々。

だったのに。
…最近見かけない。
ゴールデンウィーク頃から。
テリトリーを変えたのか、
はたまた追い出されたのか。
もしかして暑いし、衰弱して…。
いやいや!クロに限ってそんなことは!
そんなことは…。

スーパーや駅などで、
笹と短冊のコーナーが
設けられる時期になっても、
クロに会えない。
おっさんは悲しい。クロに会いたい。
そんな気分を誤魔化すために、
今日もコンビニで酎ハイを、
プシュッと開けて、呑みながらの帰り道。

「クロ!」
なんとクロが道の真ん中でお座りして
俺を待っている。せっかくの酎ハイが
ごろごろとアスファルトに転がる。
「良かった。良かったなあ、クロ」
しかしクロはつれなく道の傍らの
古びた物置小屋に入ってゆく。そして。

子猫を1匹ずつ咥えてきて
俺に見せてくれた。全部で4匹。
柄は様々。黒猫もいる。

「…」俺は言葉にならない感動で
いっぱいだった。
そして以前から調べていた保護猫団体に
その場で電話を入れたのだった。
もちろん、俺が引き取るつもりで。

これが七夕の神様(?)の
引き合わせってやつかあ。
俺は電話の後、パンパンと天の川に向かって
柏手(かしわで)を打つのだった。

合ってるのかどうかは知らない。

7/1/2024, 8:41:34 AM

赤い糸


連想したのは、千人針。

一枚の布に、千人の女性が赤糸で一針ずつ縫い、千個の縫い玉を作った布。出征兵士の武運長久を祈って贈った。日清・日露戦争のころ始まり、日中戦争以後盛んになった。千人結び。

以上解説。

映画などでは、
道端に女性が布を持って立ち、
「千人針お願いします」と声をかけ、
通りすがりの女性が縫って、
「ありがとうございました」と
布を持った女性が頭を下げる…
なんてシーンを見たことがある。

最近、「ラーゲリより愛を込めて」という
日本映画を見た。
(人によってはネタバレとなるかも。
 注意してね)

先の大戦の映画で、
千人針のシーンは無い。シベリア抑留の話。

主題歌を、好きなバンドの一つである、
Mrs. GREEN APPLEが務めているので、
興味が湧いた。

結論 なかなか良い。
後半、犬が疾走するシーンは
涙が溢れてきた。

主演の二宮和也。全体的に良かったが、
声が出にくくなるシーンは
説得力があった。撮影順は
バラバラのはずなのに、段々と声が…と
なっていっていて、役者根性という感じ。

中島健人演じるとある役は、良い意味で
中島健人と気付かないくらい新鮮だった。

特筆すべきは安田顕だ。
一切の希望を無くした人間とは
こういうものか、と言葉が出ない。
その人間が…と見てのお楽しみ。

やはり戦争ものなので、目を覆いたくなる
シーンはあるものの、感動のシーンも多い。

見て損はないかと。

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