上手くいかなくたっていい
「上手くいかなくたっていいからさ、
やってごらんよ!」
ニコニコといい人モード全開で言うその人、
私は苦手です。
上手くいかなくたっていい☞失敗しろ、
ほら、失敗して見せろよ。
暗にそういう雰囲気、言葉の棘、視線
を、
感じてしまう。
私は空気を人より読んでしまう体質らしい。
空気を読んで立ち回り、
褒められることもあるけれど、
後でどっと疲れてしまう。
要するに八方美人。
人に嫌われたくない、好かれたい。
いい人でいたい。いい人は痛い。
そんな自分から脱却したいなあと
思う今日この頃です。
最初から決まってた
「お前が嫁に行ったから、
○○家は終わるんだ。終わらせたのは、
お前だ」
実の父にそう言われた。
○○家って、そんな大層な家かよ…。
ええと、私たちが女の子ばかりの姉妹で、
男の子がいないところから、
○○家の終わりは決まっていたのでは?
だいたい、父が郷里を出て、
近隣の大きな市に出てきた時から?
そもそも、父が一人っ子なのも?
私のせいにばっかすんなよ、糞爺が。
と、思っている。
でも、言われた時に
言葉に詰まって言い返せなかったので、
今度こそ蒸し返してやる。
首洗って待ってろ。
「あら?○○家を終わらせたのは、
お父さまですわよねえ?」って
言ってやるわ。
太陽
だっかれったぁ〜い〜
だっかれったぁ〜い〜
だっかれったぁ〜い〜
太陽にっ
コーラス
太陽に!
この昭和歌謡がわかる貴方は、
大丈夫、私と一緒、
赤坂泰彦のミリオンナイツのリスナーです
おめでとう
中古レコード屋さんで見つけた
オモロイレコードをかけるという
コーナーでの曲でした
先輩なんか、そのコーナーの曲だけ集めた
カセットテープを作ってたくらいでした
貸してもらいました
ダビングしておけばよかったです
面白いラジオでしたよね
10代のハートに刺さりまくりました
地元の大学祭に来られましたよ赤坂さん
ヤバヤバのフリートークをして行かれました
家のばたばたが収まりそうです
ぼちぼちと書く習慣、再開しようかと
思います
よろしくお願いいたします
七夕
「ニャーン」
「おっクロ!元気だったかあ」
近所に、たまに出会う黒猫がいる。
名前はクロ(安直)。
黒猫は嫌がる人もいるが、俺は好き。
あの黒い毛並みを撫でまくって、
艶々のキューティクルクル(?)に
してやるのだ。
クロは人懐こくて、
かなりクルクルに近づいてきた。
そんな楽しい日々。
だったのに。
…最近見かけない。
ゴールデンウィーク頃から。
テリトリーを変えたのか、
はたまた追い出されたのか。
もしかして暑いし、衰弱して…。
いやいや!クロに限ってそんなことは!
そんなことは…。
スーパーや駅などで、
笹と短冊のコーナーが
設けられる時期になっても、
クロに会えない。
おっさんは悲しい。クロに会いたい。
そんな気分を誤魔化すために、
今日もコンビニで酎ハイを、
プシュッと開けて、呑みながらの帰り道。
「クロ!」
なんとクロが道の真ん中でお座りして
俺を待っている。せっかくの酎ハイが
ごろごろとアスファルトに転がる。
「良かった。良かったなあ、クロ」
しかしクロはつれなく道の傍らの
古びた物置小屋に入ってゆく。そして。
子猫を1匹ずつ咥えてきて
俺に見せてくれた。全部で4匹。
柄は様々。黒猫もいる。
「…」俺は言葉にならない感動で
いっぱいだった。
そして以前から調べていた保護猫団体に
その場で電話を入れたのだった。
もちろん、俺が引き取るつもりで。
これが七夕の神様(?)の
引き合わせってやつかあ。
俺は電話の後、パンパンと天の川に向かって
柏手(かしわで)を打つのだった。
合ってるのかどうかは知らない。
赤い糸
連想したのは、千人針。
一枚の布に、千人の女性が赤糸で一針ずつ縫い、千個の縫い玉を作った布。出征兵士の武運長久を祈って贈った。日清・日露戦争のころ始まり、日中戦争以後盛んになった。千人結び。
以上解説。
映画などでは、
道端に女性が布を持って立ち、
「千人針お願いします」と声をかけ、
通りすがりの女性が縫って、
「ありがとうございました」と
布を持った女性が頭を下げる…
なんてシーンを見たことがある。
最近、「ラーゲリより愛を込めて」という
日本映画を見た。
(人によってはネタバレとなるかも。
注意してね)
先の大戦の映画で、
千人針のシーンは無い。シベリア抑留の話。
主題歌を、好きなバンドの一つである、
Mrs. GREEN APPLEが務めているので、
興味が湧いた。
結論 なかなか良い。
後半、犬が疾走するシーンは
涙が溢れてきた。
主演の二宮和也。全体的に良かったが、
声が出にくくなるシーンは
説得力があった。撮影順は
バラバラのはずなのに、段々と声が…と
なっていっていて、役者根性という感じ。
中島健人演じるとある役は、良い意味で
中島健人と気付かないくらい新鮮だった。
特筆すべきは安田顕だ。
一切の希望を無くした人間とは
こういうものか、と言葉が出ない。
その人間が…と見てのお楽しみ。
やはり戦争ものなので、目を覆いたくなる
シーンはあるものの、感動のシーンも多い。
見て損はないかと。