ことり、

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11/2/2023, 12:33:46 PM

眠りにつく前に

眠りにつく前に、私は音楽を聴く。
ご近所に配慮して、ヘッドホンで。
最近は、ゴンチチ。
代表曲の「放課後の音楽室」は
もちろん素敵。
音と音の余韻、空気感を感じるのが
聞きどころではないかと思う。

それと同じくらい素晴らしいと思うのが、
「My Favorite Things」のカバーアレンジ。
アジアの楽器?まで使って、かなり個性的。
これを聴いたらテンションが上がって逆に
眠れない?

11/1/2023, 1:52:41 PM

永遠に

私の好きなバンドのファンは、
自分に、ペンネームのような
「ライブネーム」をつけて、
ファン同士の交流時にはその名で呼び合う
といった習慣があった。今でもあるのかな?

その昔、ライブ会場で見たことのない
そのバンドメンバーの写真入りTシャツを着た子たちがいて、話しかけた。
自分たちで作ったオリジナルTシャツだと
いう。版権…という気もしたが、
気合いは十分な子たちだ。
言葉がおぼつかない。
アジア圏から来たという。凄い。
お名前を聞くと、
「私のライブネームは、えいえんです!」
えいえん…永遠か。
とわ、とかの方が可愛いよ、
という語学力が私には無い。
その子とはそこから友情が永遠に続いている
のだったら良かったが、
手紙の一往復くらいで終わってしまった。
手紙、というのも時代だな。

11/1/2023, 2:09:00 AM

理想郷

「我々は、この現代に
真の理想郷実現のために、
日々精進しております!
そんな我々のために、どうかどうか
あなた様の浄財をご寄付ください!」
駅前で声を枯らしてこう主張する彼。
我々、という割にいつも1人だ。
人々はそんな彼の脇を見向きもしないで
すり抜けていく。

彼の考える理想郷。人々は美しくたおやかで、争い事や醜い嫉妬も知らず、動物や植物とも助け合って暮らしている。

彼はこう呼ばれている。

理想狂、と。

10/31/2023, 1:18:01 PM

懐かしく思うこと

「ちょっと!
なに人の提出ノート読んでるのよ!」
自室の扉を開けるなり、
私は怒り狂って叫んだ。
ノートには、
私と担任の先生との日誌が書いてある。
今日は何々を頑張りました、程度だが、
母に読ませる前提で書いたものではない。

母は、びくっとし、泣き出しそうな顔を
歪めて言った。
手にはノートを持ったままだ。
「だって、お前、学校のこと、
全然話してくれないから、心配になって…」

今でもそのときの母の顔、口調を思い出すと胸がちくりとする。母なりに心配してくれたのだろう。ノートを盗み読む前に、私に
普通に聞けばいいのにと思うが。

胸の痛くなる、懐かしく思うこと。

10/30/2023, 1:13:16 AM

もう一つの物語

このタイトルで浮かんだのは、
「はてしない物語」
ミヒャエル・エンデの小説でのこの言い回し

けれどもこれは別の物語 いつかまた 別の時に話すことにしよう

面白そうなエピソードの後ろにつけて、
話を本筋に戻す

子供に読ませたい本は、
同じ作者の「モモ」や、
ジュール・ヴェルヌの
「海底二万里」の続編ともされる
「神秘の島」

いいよねえ…

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