ことり、

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7/9/2023, 12:50:00 PM

私の当たり前

夢は願えば全て叶う。

…いや、寝てる時見る夢のこと。
明晰夢というらしいけど。
夢で、あ、コレ夢だ、と気づいて、
お菓子食べたい!デパ地下に!と思うと
場面が変わってデパ地下にいる。
お菓子食べ放題。タダ。太らない。 

惜しいことに、味がする時と、
しない時があるのが課題か。

あと、明け方の夢の中で、
ストーリーや散文や詩を
考えていることがある。
大抵映像付き。総天然色。
起きると忘れないうちに、
ノートに書き留める。

さすがに夢だけあって、
ストーリーが破綻している時があるのと、
寝入りばなにコレがあると、
考えすぎて眠れない時があるのが困りもの。

これが私の当たり前。

7/8/2023, 12:41:03 PM

街の明かり。

明かりに照らされる
その下に広がる
悲劇
喜劇
一人芝居
群像劇

明かりが消えた後
残るのは
人々の涙
飲みかけのシャンパングラス
脱ぎ散らかされた靴
散りゆく花

明かりが消え
人は眠り
また朝日に照らされる。

繰り返す人の営み
街が動いていく。

7/7/2023, 1:26:46 PM

七夕

年に一度しか逢えない人。
願いを下げた竹。
浴衣。
夜市。

子供の頃、夜市のある日は、
学校から帰ると、風呂に入らされ、
湯上がりに浴衣を着付けた。

肌に、浴衣の衣の当たる皮膚感覚。
着付ける部屋の西日の微妙な暑さ。
ふわふわとした赤や黄色の帯が嬉しくて。

夜市そのものの記憶より、
この時の思い出の方が何故か
心に残っている。

7/6/2023, 11:57:44 AM

冬。

友だちの家の、庭のたらいの水も凍る頃。
友だちと、氷を集めて紐を通し、
庭木に吊るしてゆく遊び。

陽(ひ)が上がるにつれて、氷が溶け
紐を残して、
最後、カシャーン…と落ちる。

その音が響く縁側。
一緒にお菓子を食べながら。

友だちの思い出。

7/5/2023, 2:25:48 PM

星空

見上げる星空の下
君 と 僕

月は二つ
星は赤く青く白く
太陽さえ顔をのぞかせる
ここはどこだ?

「どこでも?」

ああそうか
僕はわかっていたんだ
君となら
ここがどこでも
いつでも
僕は

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