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5/25/2024, 3:06:08 PM

高校生になって、僕が最初に好きになった人は、男だった。
優しくて、ちょっとアホで、一緒にいるだけで楽しいと思えるような人だった。
僕が颯斗に恋という感情を持つようになってから、少しよそよそしくなったような気がした。
まぁ、無理もないよな。
同性から好かれて、颯斗も迷惑だよな。
でも何故か、少し寂しかった。
気づくと、僕の目からは大粒の涙がこぼれおちていた。
「僕が、女だったら、この恋は叶っていたのかな。」

5/24/2024, 2:29:46 AM

私は結婚する人を親に決められている。
別に私が結婚したい訳じゃないのに、勝手に決められた。
私にはほかに好きな人がいるということを母や父は知らない。
それを話した方がいいのかなと思ったこともあったが、どうせ話したところで何も変わらない。
そう思った。
自分の好きなように生きてみたい。

5/10/2024, 3:49:52 AM

君との出会いは、桜の木の下。
学校の正門だった。
入学式の日、そこで君を見かけて、僕は一目惚れした。
「よし、」
クラスが決まって僕は小さくガッツポーズをとる。
君と同じクラスという事実がすごく嬉しかった。
それから3年がたち、僕は君に何も言えず、高校を卒業した。
遠く離れても、忘れないよ。
いつまでも。

4/30/2024, 3:44:36 AM

私の想いは、あなたに愛されることだった。
しかし、今この時点でその願いは叶わぬものとなった。
その人は、海外へ言ってしまった。
もう、思いを伝えることは出来ない。
それが何より悔しかった。
君の声が聞きたくて、君に手を触れたくて、空に願う。
戻ってきて、と。

4/27/2024, 7:57:45 PM

今、あなたがいないのに私はまだここで生き続けている。
なんで、生きてるんだろ。
最近そう思うことが増えた。
あなたがいない世界なんて、生きてる意味がないのに、私はまだ、死ねない。
単純に死ぬのが怖いというのもあった。
しかし、それ以上に、死んだあなたに希望を抱いていた。
もしかしたら、私を守ってくれるかもとか、そんなくだらない希望を。
絶対そんなわけないんだけど、最後にあんなことを言われたら、多分誰でも信じてしまうだろう。
『君が死んだら、俺、本気で泣くよ』

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