4/19/2024, 6:49:22 AM
作品No.19【2024/04/19 テーマ:無色の世界】
「雨、か」
私は、立ち止まり、空を見上げて呟いた。どんよりと灰色に曇った空から、止むことなく静かに降り続ける雨は、傘を差さずに歩く私を、ただ濡らし続けている。
まるで、私自身も雨の一部となり、透明になったかのような気分におちいった。
周囲の景色も、雨でぼかされて、私の周りには鮮やかな色は何一つない。例えば花の一つでも咲いていれば、この世界にも少しは彩りというものがあったのだろうか。
顔に、次から次へ雨が降りかかってくる。
私はまた俯いて、無色の世界をひとり歩き始めた。
4/18/2024, 8:46:03 AM
作品No.18【2024/04/18 テーマ:桜散る】
桜散る
イコール
受験に落ちた
そんな
中学校の卒業式を終えたばかりの
宙ぶらりんな私ー!
二次募集で受かった高校で
それなりに楽しく過ごせるから
大丈夫!
前を向け!
4/17/2024, 4:11:19 AM
作品No.17【2024/04/17 テーマ:夢見る心】
忘れちゃったよ そんなもの
そう言いながら
多分今も夢の中
4/16/2024, 8:38:55 AM
作品No.16【2024/04/16 テーマ:届かぬ想い】
届かないって わかってるよ
無駄だって わかってるよ
それでも
この想いは
なくならない
すてられない
ずっとここに
残ったまま
留まったまま
4/15/2024, 8:10:11 AM
作品No.15【2024/04/15 テーマ:神様へ】
読みたい本がいっぱいあるんだ
だから 神様
私にもう少し
時間と 気力と お金と
本をたくさん置けるスペースをください