4/7/2026, 4:02:08 PM
シルエットだけになった暮れ時に
大きく手を振って「また明日」って。
こんなに近いのに蝉の声で聴こえない。
進むか戻るか、たまに逸れるか。
それだけのあぜ道でずっと探している。
薄暮色の肌がちら、と見えたから
それだけを頼りに蝉の声と、ずっと。
4/6/2026, 2:09:55 PM
きみの瞳越しに雨は観れない。
直接、外を見ることにするよ。
天気予報のようなモノ。
観たいときに観て、
必要に応じて判断する。
湿気が高いと感じたある日、
ぼくは雨を映す瞳を知った。
その時、はじめて見つめたんだ。
4/5/2026, 6:57:37 PM
星空を、凪いだ水面が小さくする。
コンペイトウを一粒とって口に含む。
たまにワタガシ、パチパチキャンディ。
コハクトウに、ただの水。
それからトマトジュース。
4/4/2026, 5:01:18 PM
過度に正しい事が
自分にとって正しい事じゃないから。
誰に見られてかぶれた言葉を投げかけられ
くしゃくしゃに2、3枚まとめて巻き込んで
握って原稿用紙丸めて投げてごみ箱に重なり
いつの間にかできていた山に跳ね返って落ち
畳の呼吸を阻害するだけのごみくずと化して
滲むインクは悔恨の水溜まりを我がもの顔で
統合された、肥大化した自意識を
自己と、ちがう。投影をした、だから。
書いて書いて書いて、これじゃないって。
また投げようとして、投げられなくて。
握ったまま突っ伏して、またむせいで。
それでも、おれは他なんて知らないから、
4/3/2026, 4:40:47 PM
指折り数えて幾千年。
たっぷり一年かけて
一つの指を折るのです。
気が遠くなるような作業は
加速する意識であるばかり。
今更やり直すには
曲げられた指が重たすぎる。
もしひとつ願えるなら、
ピントの合った一秒間がほしい。