こんなにも未来が怖いのに、過去になるはずの今頑張れないなんて。きっと透明な時限爆弾のようなもの。いつか突然凄惨な終わりを迎えると、心のどこかで分かっているのに他人事。火薬のにおいも、タイマー音もしない。意識すればそこにある重みに気づける。少しでも意識が逸れると分からなくなる。はたと重みが無くなっている事に気づき、ようやく爆発した後なんだって理解する。思えばさっきから晴れやかな気分で──#64『後悔』
5/15/2026, 4:12:39 PM