わたゆめ

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10/18/2025, 10:11:25 AM

砂時計の音

砂時計に音はするだろうか?

鳴き砂海岸に行ってきた。
丸みを帯びた形の均質な砂でできた砂浜で、踏みしめて歩くとキュキュと音がなるらしい。

石川県の能登にある鳴き砂海岸では震災の影響で崖が崩れ、磁鉄鉱などの角ばった砂が混じり鳴らなくなっているらしい。
全国の鳴き砂海岸も600ほどが鳴らなくなったとき聞く。これはマイクロプラスチックの流入による不純物の影響もあるのだそうだ。

あまり普段は気が付かないけど、環境は静かに変化している。

10/15/2025, 11:32:51 AM

愛ー恋=

一途で純真な片思い

10/15/2025, 11:26:55 AM



「宿題は梨です。」

担任の先生が言ったあの言葉と衝撃は今でも忘れていない。
小学一年生の4月。

新しい連絡帳が配られて、毎日ここに予定を書くのだと丁寧に教えられた。
1行ずつ「お」「も」「し」を書いて丸でかこみ
「お」はお知らせ
「も」は持ち物
「し」は宿題
だと説明を受けた。

そして、はじめての宿題は、と頭の中でドラムロールが鳴り響き、担任の先生が発した言葉は「梨」だった。
梨???!
クラス中のみんなが頭に?を浮かべた。

「なしです!」と担任の先生が笑顔で発音を変える。

「なしかぁ!」とクラス中から納得の声が上がった。

なんと単純で純真な小学一年生。

はじめての宿題がないのは残念だったけど、一生忘れられない瞬間だった。

10/13/2025, 3:44:45 PM

LaLaLa.goodbay

5月に出会った彼。
交際がスタートしてから、港、寿司、焼き肉、コーヒー、映画、謎解き、デートを重ねてきた。
けど、いつも誘うのは私から。
LINEも彼からは来ない。

私から声をかけるとトントン拍子で話が進むけど、私から声をかけないと全く彼からは何もない。
私は旅行先のお土産を渡すけど、彼は海外の出張に行っても何も買ってこない。

思い切って8月から声をかけないでいた。
たまにLINEをしたけど、デートのお誘いはしなかった。
あっという間に10月だ。

思い切ってLINEで聞いてみた。
唐突に「今後、私と会いたいと思いますか?」と。

「会うのは辞めようと思っていました。」と。

なんだよ、それならもっと早く言ってよ。
別れでさえ、自分から言えないなんて、情けない男だ。

悔しい。

私の登録しているマッチングサイトはお互いにお別れしたことを報告しないと、次のマッチングに進めないお見合い形式のシステムなのだ。

私はずっと彼との連絡を待つ間、他の婚活はしなかった。
彼はどうしていたのだろう?他のサイトで別の婚活をしていたのだろうか?

三連休に仕事ばかりしている自分にすごく虚しくなった。
プライベートは何も進んでいない。

むしろ、二ヶ月分の時間が無駄だったことが確定した。

私はこれからどうなるんだろうか?
自分がこれでいいのか、唐突に分からなくなる。

10/12/2025, 12:03:02 PM

10/11未知の交差点、10/12どこまでも

友人の結婚式に招待された。
名誉なことに友人代表スピーチを引き受けた。

大事な友人のハレの日に述べる祝福の言葉。
どんな言葉がいいだろう?何のエピソードを話そうか。
具体的なことを考えれば考えるほど緊張してくる。
彼女のウエディングプランナーさんと連絡をとって、スピーチ原稿を添削してもらうことにした。

とはいえ、仕事に集中したい時期が続いたので緊張も忘れて数週間。
仕事が一段落したのでこの三連休にスピーチ原稿を書くことに決めた。
図書館に行って「結婚式のウェディングスピーチ」という本を読んでみる。
2011年に発行された本で、内容としてはここ数年結婚式に参列している私としては時代にそぐわない古い内容だ。

とはいえ、大体のイメージがついたのでパソコンを開いて一気に書き上げてみた。

具体的なことは割愛するが、未知の交差点と聞いて友人のことを想像する。

私は大学を卒業して地元に戻った人間だが、彼女は就職を機に東京へと上京した。
大学生活と一人暮らしの両立は思ったより容易だった。なんなら、私は一人暮らしの前に寮生活を1年挟んでいる。緩やかに両立できた。
友人の場合は、新社会人生活と一人暮らしが22歳の4月からいきなりスタートした。
想像を絶する。
しかも、舞台は華の東京だ。
私たちの地元なんて東京と比べたら田舎も田舎だ。
朝の通勤から満員電車で大変だと聞く。

一人として知り合いはいない。
全くの未知の世界で、働き、生きる。

そんな中で、新しい人脈をつくり、地に足をつけて生きてきた友人のことを私は尊敬している。
そして、彼女を理解してくれる素敵なパートナーと巡り会えたことは本当に尊いことだと思う。

結婚、おめでとう。
それが伝わりますように。


書き上げたスピーチ原稿をchatGPTに読ませてみた。
私のスピーチの良いところを誉めてくれて、変えるとよい表現を具体的な文章で教えてくれる。
本当にすごい。さらに驚いたのは、このスピーチが5分弱であるということまで計算してくれてこう提案してきた。

このスピーチを3分にまとめた短縮版
感動重視のしっとりした雰囲気のスピーチ原稿
涙あり笑いありの明るい雰囲気のスピーチ原稿も提案できます。どうしますか?と。

え?そんなこともできるの?と感動重視の原稿を求めると確かに感嘆するレベルの原稿を返してきた。
いや、5分のままでどっちも盛り込んだ原稿を!と依頼するとそれも満足するものを返してくれる。

なんて、人間の機微を捉えた文章を書けるんだろう?
私の経験不足で足りない表現を教えてくれて、非常に驚いた。
さらに、スピーチを読むときの仕草についても意見を求めると、この一文では新郎を見て、この一文は会場をみて、この一文は小さくうなずいて、この一文はゆっくりと感情を込めて間をとって、と事細かに教えてくれる。

PDFファイルで練習原稿を出力までしてくれるのだからさらに驚いた。

ウエディングプランナーさんに添削してもらう必要もないのかもしれない。
どこまでもどこまでもAIは進化していることを感じた。

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