誰もいない教室
静か。
生徒たちを無事に送り出した安堵感でほっとするときもあるし、疲れすぎてぐったりするときもある。
このあと解決しなければならない問題があってまだ緊張が解けていないこともある。
この静かな教室も明日になればまた騒がしくなる。
それだけは確かな真実。
信号
車のドライバーが信号待ちにスマホを触っているのをよく見る。
もはや癖のようである。
おそらく暇な時間があると、条件反射でスマホのロックを解除してしまう習性があるのだろう。
かくいう私もこの文章を信号待ちに書いている。
数年前にこのことを兄に叱られた。
前方不注意だと、珍しく厳しく言われて
通勤の信号待ちに化粧をしていることも白状させられ、大変な修羅場だった。
その際に、癖だと認識しているなら、触りたくなるものはすべて後部座席の手の届かないところに置きなさい、と約束させられた。
すっかり約束を破ってしまっている私へ
事故は一瞬、後悔は一生
この言葉を身に刻め!
Secret love
誰にでも人には言えない性癖があって
それを満たす方法を考えている。
官能小説や漫画を読んでみたり、動画を観てみたり
心は満たされる。けど、やっぱり自分の体も1度でいいから満たされてみたい。
長年の恋い焦がれる思いが先だって、「Secret love」という店を訪れた。
ちゃんと秘密を守ってくれる安全なお店
長年の夢が叶って心も体も満たされて、新しい扉が開けた気がする。
代償として、交通費と利用料で5万もかかった。
それでもいいと思っている。だって安かったら癖になってその世界から抜け出させない。
これが私のSecret love
墓場までもっていく。
ページをめくる
映画「国宝」を観に行ってから、
ものすごいものを体験した気分になって、よりこの世界に入りたい!という思いから小説を求めた。
まず、県立図書館では298人待ち
市立図書館では39人待ち。
圧倒的な予約数で絶句した。
何年かかるの??と。
仕方なく、BOOK・OFFと本屋で上下巻を揃えた。
小説もものすごい面白さでページをめくる手が止まらなかった。
もともと私はすごい集中力があり、一度はまると寝食を忘れる質だ。一冊読みきるまで眠らなかった。
いつもの睡眠時間を4時間は過ぎているのに、読後も読み終わった感じがしなかった。
小説は映画の3倍の内容がある。
小説を読むと、映画の登場人物の言動の解像度が3倍は高くなる、という意味だ。
なにより小説は映画より登場人物が多い。
小説の数人の登場人物のセリフをくっつけて、映画では1人に語らせたりしている。
だから、小説の方が面白い!と言いたいのだが、
映画は小説に引けを取らない。
だって、歌舞伎の演技を生で見ることができる。
吉沢亮と横浜流星の女形の躍りがとても可愛らしくて、儚げでお世辞じゃなく目が離せなかった。
そして、特筆したいのは、小説も映画もヒヤッとするのだ。背筋が凍るようなヒヤッとするシーンがある。
これは、映画では視覚的に感じ、小説では唐突な一文がくる。
このヒヤッとする体験が小説でも映画でも体験できるのは本当に驚いた。
ぜひ、どちらも楽しんでほしい。
夏の忘れ物を探しに
夏って終わった?
まだまだこれからだよね。
忘れ物がないようにするよ。
アイスいっぱい食べて
海行って、プール行って
スイカも食べて
やんなきゃならなかった宿題もまだ終わってないからさ
これから頑張るよ。