鏡の中の自分
鏡の中の自分は、わたしと同じ生活を送っているのだろうか?
きっと、反対の生活を送っているのだろうな。
幸せなんだろうな。
でも、鏡…もしかしたら、もっと酷い生活なのかもしれない。
今の自分は、自分が幸せだと思うことで幸せになるのではないだろうか?
鏡の世界に入ったらどうなるのだろうな。
永遠に
『君と過ごすこの時が、
永遠に続いたらいいのに。』
独り言を零す。
叶わないとは、わかっているけれど。
永遠なんて、ないだろうと思っているけれど。
言っても叶わない、思っても叶わない。
でも、それでも、
この時が永遠に続かなくても、
君との関係は、永遠に続いたらいいな。
君との時を、永遠に―――
懐かしく思うこと
いつもの風景。「なんだか、懐かしい気分。」
なんて独り言を零す。ここは、昔住んでたところ。親友が隣に居て、泣いている。昨日は、親が泣いてたっけ。
「どうしたの」
「………」
親友は涙をこぼすだけ。
「―――〇〇」
俺の名前?
「何さ」
親友は、俺の名前を繰り返す。
「ねえ、ここにいるよ?」
「──────なんで、いなくなっちゃったの。俺は〇〇のこと、ずっと…親友だよ」
ああ、そうだった。
なんでここが懐かしく思うのか、どうして親や親友が涙を零したのか。
『…懐かしい、なあ』
そう思うだろ、俺の親友。
「…なんだか、懐かしい気分だなあ。そう思うでしょ、〇〇」
これ以上、もう二度と、
言葉を交わすことは無いだろう。
『「幸せだったよ」』
不意に言葉が被って、俺は笑う。なんで、泣いているの。
俺の言葉は、もう届かない。
もう一つの物語
私は、私みたいな人生を歩んできた。
もう一つの世界線があるのなら。私は、どんな風に生きていただろうか?
今の人生の記憶を持って生まれ変われたのなら。
私は、どんな風に―――
きっと、今とは違う人生になっていたのだろうな。
もう何個かの物語がある中で、ここでわたしと貴方が出会えたのは、運命だと思えた。
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「あの時こうしていれば」
と思うこともあります。わたしもありますし、悪いことじゃないです。
その考えを、次にどう活かすか?
そうだ、行動しましょう。
いつもお疲れ様。
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最近は通知を見てすぐ物語が思いついたものだけ執筆しています。趣味程度なので内容も薄く、つまらないかもしれませんが、それでもハートを押してくれる貴方が大好きです。押さなくても、次に期待して待っていてくれると嬉しいです。
段々と頻度が増やせるように頑張ります。
私の物語が、誰かの心に響くことがありますように
行かないで
「行かないでっ!!」
君はそう叫んだ。
「…」
私は、『────』なんて言えなかった。
「俺は、君のことが好き」
君はそう呟いた。
「…うるさい」
私に君の独り言が耳に入ることは無かった。
「…行くしか、無いの?」
君はそう泣いた。
「またいつか」
私はそう言った。
「…また、いつか。」
君は、そう微笑んだ。
きっといつか会えるさ、私はすぐに戻ってくるさ。
どこにも行かないでね、愛しの君へ。