くりす

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11/1/2024, 10:46:41 AM

永遠に

『君と過ごすこの時が、
永遠に続いたらいいのに。』

独り言を零す。
叶わないとは、わかっているけれど。
永遠なんて、ないだろうと思っているけれど。
言っても叶わない、思っても叶わない。
でも、それでも、
この時が永遠に続かなくても、
君との関係は、永遠に続いたらいいな。

君との時を、永遠に―――

10/30/2024, 10:18:46 AM

懐かしく思うこと

いつもの風景。「なんだか、懐かしい気分。」
なんて独り言を零す。ここは、昔住んでたところ。親友が隣に居て、泣いている。昨日は、親が泣いてたっけ。
「どうしたの」
「………」
親友は涙をこぼすだけ。
「―――〇〇」
俺の名前?
「何さ」
親友は、俺の名前を繰り返す。
「ねえ、ここにいるよ?」
「──────なんで、いなくなっちゃったの。俺は〇〇のこと、ずっと…親友だよ」

ああ、そうだった。
なんでここが懐かしく思うのか、どうして親や親友が涙を零したのか。

『…懐かしい、なあ』

そう思うだろ、俺の親友。

「…なんだか、懐かしい気分だなあ。そう思うでしょ、〇〇」

これ以上、もう二度と、
言葉を交わすことは無いだろう。

『「幸せだったよ」』

不意に言葉が被って、俺は笑う。なんで、泣いているの。
俺の言葉は、もう届かない。

10/29/2024, 10:07:59 AM

もう一つの物語

私は、私みたいな人生を歩んできた。
もう一つの世界線があるのなら。私は、どんな風に生きていただろうか?
今の人生の記憶を持って生まれ変われたのなら。
私は、どんな風に―――
きっと、今とは違う人生になっていたのだろうな。

もう何個かの物語がある中で、ここでわたしと貴方が出会えたのは、運命だと思えた。

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「あの時こうしていれば」
と思うこともあります。わたしもありますし、悪いことじゃないです。
その考えを、次にどう活かすか?
そうだ、行動しましょう。
いつもお疲れ様。

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最近は通知を見てすぐ物語が思いついたものだけ執筆しています。趣味程度なので内容も薄く、つまらないかもしれませんが、それでもハートを押してくれる貴方が大好きです。押さなくても、次に期待して待っていてくれると嬉しいです。
段々と頻度が増やせるように頑張ります。


私の物語が、誰かの心に響くことがありますように

10/24/2024, 10:38:13 AM

行かないで

「行かないでっ!!」
君はそう叫んだ。
「…」
私は、『────』なんて言えなかった。
「俺は、君のことが好き」
君はそう呟いた。
「…うるさい」
私に君の独り言が耳に入ることは無かった。
「…行くしか、無いの?」
君はそう泣いた。

「またいつか」

私はそう言った。

「…また、いつか。」
君は、そう微笑んだ。

きっといつか会えるさ、私はすぐに戻ってくるさ。
どこにも行かないでね、愛しの君へ。

10/17/2024, 10:17:23 AM

忘れたくても忘れられない

忘れたくても忘れられない、「そんな事ある?」
クラスのあの子の声。
私は―――たくさん、あるかな。
過去のトラウマや、元恋人。嫌な思い出なんて、たくさんあるし。
君は、そんな事ないの?

忘れたくても忘れられない、「たくさんあるなあ。」
クラスのあの子の声。
俺は―――あんまり、ないな。
トラウマとか、よくわかんないし、元恋人もいないし。
あ、1つだけあった。
「悩みなさそうだよね」って言われたことだ。

忘れたくても忘れられない、「わかんないや」
クラスのあの子の声。
僕は─────────────────────
いや、忘れたいから言わないでいいや。


『忘れたいから、忘れようと、思い出さないでいようとしてるのに。』
『過去の思い出は消えないんだから、認めてあげないと。』
私は、後者かな。でも、前者でもあるかな。

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