【夜景】
あの夜景の中に様々な人間の人生が詰まっているのだろうと考える
自分が思っているより世界は広いらしい
視野を広げ、自分の人生を豊かにしたい
【花畑】
誰にも邪魔されない僕だけの花畑で、大切な君を呼んで話をしたい
僕の心の奥底にある本音を、君だけに理解してもらいたい
だって、君は大切な、大切な人だから
「気持ち悪い」
君に理解されずに突き放された途端、僕だけの花畑は死んだ
色鮮やかだった花たちはその色を無くし、黒く染まっている
真っ黒に染まった花たちのように、僕の本音も真っ黒だったのだ
君は振り返ることもなく、ただ、去っていく
僕は去っていくその君の背中を見ることしかできない
理解してもらいたいだなんて思わなければよかった
【空が泣く】
空が我慢できずに泣いて、地上に降るのは雨
空が曇っているときはなにか悩みがあるのかな
雲一つない空は悩みがないのかも
チラホラ見える雲はあるけれど晴れなのは、空元気?
僕の空模様はいつも、曇り時々雨
何かに怯え、不安で、意味もない後悔をして、何日も前の出来事を思い出し消えたくなる毎日
今日も誰にも言えない本音を、僕だけの空に吐く
【君からのLINE】
遊びの誘いで始まる、君からのLINE
僕は、1人で映画を見に行って、1人で旅行して、1人でご飯を食べたい。
でも君は、2人で映画を見に行って、2人で旅行して、2人でご飯を食べたい。
なんでも1人がいい僕と、なんでも2人がいい君。
誘ってくれる子がいながら本当は1人がいいなんて、今更言い出せない
孤独になるのが怖いから 見捨てられるのが怖いから
真夜中
今日は夜更かししようかな。
頑張って働いた自分へのご褒美。
真夜中のお菓子、ラーメン、残ったラーメンの汁へ白飯をドボン。
真夜中に食べるという罪悪感が、食欲を増す。
満腹になれば、「来週も頑張ろう」
と、寝たら忘れてしまう意気込みを心の中で唱える。