【花畑】
誰にも邪魔されない僕だけの花畑で、大切な君を呼んで話をしたい
僕の心の奥底にある本音を、君だけに理解してもらいたい
だって、君は大切な、大切な人だから
「気持ち悪い」
君に理解されずに突き放された途端、僕だけの花畑は死んだ
色鮮やかだった花たちはその色を無くし、黒く染まっている
真っ黒に染まった花たちのように、僕の本音も真っ黒だったのだ
君は振り返ることもなく、ただ、去っていく
僕は去っていくその君の背中を見ることしかできない
理解してもらいたいだなんて思わなければよかった
9/17/2024, 12:38:22 PM