愛があれば何でもできる?
できない。
全てはお金だと考えている。愛だけでは何もできない。
過去に愛を知れる機会があったら、愛があれば何でもできると思えるようになるのだろうか。
後悔
後悔の先には何があるのだろう。
なぜ後悔という感情があるのだろう。
僕は、自己否定のための感情だと考える。
みんなの理想の人間に近づきたいがためだけの、周りからの評価だけを気にしている、僕にぴったりな感情。
あの時あんなふうに答えていたらもっと好感度が上がったかも。自分の意見を言わずに、相手が欲しい意見を言えばよかった。と、今日も後悔する。
その場しのぎで取り繕った性格で生きるのは苦しいと、学んでいるはずなのに、学ばない自分。本当は自分の意見を伝えたい。でも否定されるのが怖い。
この文ですら僕の意見は間違っていないかな、変に思われないかなとか、くだらないことを考えながら書いている。
きっと、後悔の先は真っ暗なんだ。
僕が欲しい答えなんてないんだ。
風に身をまかせ
今日は晴天。
窓を開けると心地の良い風が入ってくる。
僕は畳の上で寝転がる。
外からは沢山の緑が揺れる音。
藤の甘い匂いが風に乗って僕の鼻をツンとさす。
なんだか風を独り占めしているみたい。
こんな日が続けば良いのに。
誰かの、生きるはずだった時間。
僕の、死ぬかもしれなかった時間。
どちらも過ぎ去った時間。
あと1分、1秒、遅かったら、早かったら、あの子は生きていたかもしれない。
あと1分、1秒、遅かったら、早かったら、僕は死んでいたかもしれない。
僕には未来の時間があるけど、あの子に未来の時間はない。
未来の時間を失わないように、ぎゅっと大切に抱いていよう。
子どものままで
子供の頃の、あの純粋な気持ちと残酷さをいつ捨てられるか。
知りたいから、カエルを解剖してみる。気に食わないから、仲間はずれ。
この好奇心と仲間意識のようなものは大人にも必要だ。
もちろん、倫理と常識の範囲で。
子供のまま、大人になることは許されていない。