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11/17/2024, 10:44:17 PM

冬になったら

ふわふわしてるオーバーサイズの洋服に包まれて

寒いなってマフラーに口元まで隠して

可愛さと防寒を兼ね備えて最強に可愛くなるの。

冬になったらキラキラのイルミネーションを見るの。

綺麗だねって上手く写真撮れるかなって話しながら

少し隣の君を盗み見るようにしてドキドキするの。

冷たくなった指先に息を吹きかけてる私を見て

君が手を繋いでくれるなら最高の冬になるの。

冬になったらサンタさんが来て

プレゼントをくれて

私も君にプレゼントを贈って

来年も一緒に居られたらいいななんて願いをもったら

ほんと幸せだなって思うよ





─────『冬になったら』

11/16/2024, 9:29:53 PM

人と関わる度私は私とはなればなれ。

なりたい私になれないの。

本当はフリフリの可愛いお洋服も着たいし

そうかと思えばカッコイイお洋服だって着たい。

イエベ、ブルベ

何が似合って何が似合わないかわかんないし。

ギャザー顔ってなんなの?

前までそんな言葉聞いてなかったし。

○○顔多すぎて考えるのをやめた。

自撮りが他撮りが盛れる盛れない

他人に評価されるのが嫌だ。


私は太ってるしお腹も出てるどころか

足も腕も太いしどうせあの子の引き立て役。

でもそうやって引き立て役だからと諦める私が嫌い。

こんな服、私が似合うわけない。

このメイク、私に似合うはずない。

そもそも太ってるやつに似合うものってないか。

少しでも私に愛嬌があれば

自分に自信持てたんだけどな。


私のなりたいは他人の目を気にして

はなれていくの。

絶対に手に入れるから自信を持てるまで

さようなら、理想の私。





─────『はなればなれ』

11/16/2024, 12:59:47 AM

仕事も何もかも上手くいかなくて

そんな自分にムシャクシャして外を出た。

外は雨が降っていたがそんなのも気にせずに

歩き出した。

雨に濡れたり何もかも忘れられる気がした。

いつの間にか遊具が少ない公園についた。

ベンチの下にダンボールに入った猫が居た

思ったより小さくてこれが子猫だと知った。

少し雨に濡れる猫に手を伸ばした。

「行く場所ねぇのか?」

俺の声に反応して猫がなく。

「じゃあ家来るか?」

子猫は濡れてる俺に気にせず膝の上に乗る

案外図々しいんだなお前は。

じゃあ帰るか。

何も持たずに家を出たから

明日はお前の必要なもの買わないと行けないな。

ありがとな俺の元に来てくれて





─────『子猫』

11/14/2024, 10:59:23 PM

夏は長くいたはずなのに

もうすっかり寒くなってきた。

秋風がもう冬を連れてくる。

まだまだ寒くしないでよ。





─────『秋風』

11/13/2024, 11:22:32 PM

「また会いましょう。」

あいつはそう言って姿を消した。

「また会いましょうって言ったかあいつ!!
こっちは会いたくないってあんな奴に」

「まぁまぁ落ち着いてアルト。」

「カイト、だってあいつ
出会ってすぐ攻撃してきたんだぞ!!」

「仕方ないってアルト。
こんな世界じゃありえない話じゃないよ。」

俺はスマホを出して調べる。

あいつは他の奴らと桁違いに強かった。

俺たちを倒さずに消えていったあいつは誰だ?


なんで情報がない。

他の人はあいつに出会わないのか?

信じられない。

また会うなんてこともう考えたくなかった。

「おーいカイト。あっちに店があるぞ!!
飯食いに行こうぜ!!」

うるさいくらいに響くアルトの呼び掛けに

返事をして俺たちは歩き始めた。

また会いましょうっと言ったアイツに勝つために





─────『また会いましょう』

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