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9/23/2024, 11:08:00 PM

あの時は1番上まで上がって見る夕日と

その光が反射してキラキラした夏に役目が終わった

プールの水を見るのが好きだった。

誰がいちばん早く上までつけるのかとか

ケイドロでの檻にしたり

まだ小さい頃だから

背比べとかジャングルジムでしてたっけ、

あいつズルばっかするから

自分は少し怒ってたのも覚えてる。

でも楽しかったな、

もうあいつも自分も

会うことは少ないけど

久しぶりに登ったジャングルジムは

あの時と変わらない風景を見せてくれていた





─────『ジャングルジム』

9/23/2024, 12:11:31 AM

これは誰にも言えない秘密の話。

友達が美術館の入場券を貰って

友達とは自由に見ようと言うことで

今はひとりで見ているところだ。

大きな1枚の絵から声がした。多分。

その絵は白いワンピースの女の子が

ガーベラのような花畑を背景に

こっちを見てる絵だった。

表情は帽子で見えないけど

やっぱり音が聞こえると思う。

良くは聞こえない声が

初めてでよく分からないけど

描いた人の思いが

伝わるような気がした。

でもこれは友達には言わない方が良いかも

私には聞こえても彼女は聞こえないかもしれないし

今日のことは私だけの秘密。





─────『声が聞こえる』

9/21/2024, 11:13:21 PM

少し肌寒くなったこの空を

教室の窓から眺めている君の横顔が綺麗だと思った。

森の木は緑から赤、黄と色付いて来ていて

もう秋を感じさせる。

彼女は綺麗なストレート髪だがあの日は違かった。

もう就職とか進学とかの面接のため

彼女はポニーテールでそれがまた新鮮で

可愛いって思った。

これは恋じゃないと思う。

推しみたいな感じでもなんかキモいか。

クラスの男に密かに推されるとか。

秋に恋するとか

もう遅すぎる。

好きになるなら早く気づけばよかった





─────『秋恋』

9/20/2024, 10:34:46 PM

いつの間にか彼女の影がなくなって

もう彼女は僕の傍から居なくなってしまったんだと

苦しくなった。

まだ彼女を好きだなんて

僕は諦めが悪い嫌な男だななんて思う。

大事にしたいと思っていたのに

時間が経つにつれて

彼女を蔑ろにして

ホントに何をやっていたんだろう。

まだ彼女が僕を見てくれるなら

あの時の恋愛やり直させて欲しい。





─────『大事にしたい』

9/19/2024, 10:58:52 PM

君といると今日が一瞬で

まだ少しだけ話したいなって思う。

でも夜は来てしまうから

門限とかないかもだけど

暗すぎたら良くないから夕方には解散になる。

毎日会える訳じゃないから

帰り際は寂しいなって思う。

時間が止まってくれればまだ遊べるのに。

でもそんな事できないし

気を使われないように

「また遊ぼうね」って言って

解散する。

解散したばっかなのに

私はもう君と遊ぶ予定を立てたいなって思ってる。

次はいつ会えるのだろう。





─────『時間よ止まれ』

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