Na

Open App
8/28/2024, 11:12:39 PM

突然の君の訪問に私は1歩後ずさりした。

目の前で亡くなったはず君が

今目の前に立っているのだから。

「なんで」

この言葉は声にならず

口から息を吐き出しただけだった。

君は美人で自由奔放で可愛くて

私が今まで関わった人の中で一番綺麗な人だった。

そんな君がいなくなって

私が君を見つけ出した時

君は体が傾いて

後ろへ一直線で落ちていったところだった。

まるで映画のワンシーンのように

美しく儚い瞬間だった。

彼女が地面に打ち付けられた音を聞いて

私は上から地面を見た。

彼女は赤を広げて倒れていた。

でも可笑しかったんだ。

階段を一気に駆け下りて彼女の元へ行った。

けど彼女はその場になくて

彼女は生きていた。

今目の前にいる。

どうして?

色々分からなかった。

そして怖くなった。

なんで貴方ははここに居るの?





─────『突然の君の訪問。』

8/27/2024, 10:58:46 PM

雨に佇むのはびしょ濡れになった私と

使い物にならなくなったお気に入りの傘

もうホントなら家に着いているはずなのに

この雨のせいで

服は濡れて肌に張り付くし

カバンも濡れるし

もう雨は散々なんだけど

この雨はいつやんでくれるのかな





─────『雨に佇む』

8/26/2024, 10:58:55 PM

これは私の日記帳

今日あったことも

たまにウソ日記書いたりする。

長い期間日記を書くなんて

続かないからさ

気楽にかけるようにしてるの。

今日はどんなこと書こう



─────『私の日記帳』

8/25/2024, 10:57:35 PM

彼女と僕が向かい合わせで立っていても

彼女は僕を見ない。

彼女には組みたい相手がいたから

僕でごめん

でも精一杯頑張るから

今だけは僕を見てなんて

僕はそう言う勇気もないから。

嬉しいはずなのに涙が出そうだよ





─────『向かい合わせ』

8/24/2024, 11:31:02 PM

僕が君を好きと想い始めたのはちょうど1年も前

君が彼を想い始めたのはつい最近のことだ。

しかも君が彼を想い始めたと気づいたのは

彼が僕の幼なじみでいつも隣に居たからだ。

でも彼は彼女の好意に気付かない。

そして僕は今彼女の恋の相談相手となっている。

彼は僕が彼女を好きなのを知っているから

いつも彼の所に戻ると

「よかったな」

なんて爽やかな笑顔で言ってくるだから

いつも僕はやるせない気持ちで胸がいっぱいになる。

僕は彼女を諦めることが出来るのだろうか。

彼とは幼なじみだしずっと仲良くしていたいから

恋か友達を選ぶなら僕は

友達を選ぶしかないんだ。





─────『やるせない気持ち』

Next