Na

Open App
7/30/2024, 11:05:10 PM

澄んだ瞳に私が映る。

私はあなたになりたくて同じ化粧をしてるけど

あなたの目は真似出来ない。

澄んだ瞳が私を映す。

ほんとあなたが羨ましい。





─────『澄んだ瞳』

7/29/2024, 9:17:58 PM

嵐が来ようとも彼は絶対足をとめなかった。

彼女を一目見る為に。

彼女は助けを呼ぶことはない。

彼女の要望なんて誰も聞いてくれないから。

でも彼は違う。

小さい頃言った「僕が守る」

この言葉を守ろうとしていた。

別に約束はしていなかった。

彼女は嬉しそうに「そう」と言っただけだったから。

しかし彼女がもうこの屋敷にいないことを

彼は知らなかった。

彼は走った。

彼女に言った「守る」は

彼女が守られるような人なだけでなく

ただ彼が彼女の傍に居たいだけの言葉だった。

純粋な恋をどうか嵐に負けないで





─────『嵐が来ようとも』

7/28/2024, 11:32:14 PM

いちご

レモン

ブルーハワイ

色んなシロップを

氷にかける。

家でも作れるかき氷。

でもお祭りでしか食べないような気がする。

お祭りは人がいっぱいで暑い。

屋台の匂いが私の心をワクワクさせる。

次はどの屋台に行こうかな





─────『お祭り』

7/28/2024, 12:25:43 AM

仕事終わりクタクタになった私の手には

コンビニで買ったビール2本を持って

自宅に向かっていた、はずだった。

目の前には神々しい服を着た人

彼は自分を「神様」と名乗った。

その神様が舞い降りてきて、こう言った。

「猫しらないか?」

猫?もっと違うこと言われるかと思って拍子抜けした。

どんな特徴?首輪はしてるの?ポスター作ったら?

こんなことを神様に言ったら良くないかもだけど

疲れた体には猫を探す気力なんてなかった。

明日、明日探すから今日は寝させて

そう足早に帰る私に

神様がどう思っているのかはその時は知らなかった。





─────『神様が舞い降りてきて、こう言った。』

7/27/2024, 12:01:58 AM

彼はすごいでも怖い。

誰かのためになるならば

自分の命なんてどうでもいいって

言っているような人だから。

誰かが彼をとめないといけないの。

誰かのためになるならば

なんて言葉言わないで欲しいの。

彼が居なくなった時

どれだけの人が悲しむか彼はわかっていないみたい。

彼がみんなを愛し

みんなが彼を愛していることを自覚しないと

彼はずっとこのままなのかもしれない。

大切なひとだから

「誰かのためになるならば」

なんて言わないで





─────『誰かのためになるならば』

Next