愛があれば何でもできるってホントなの?
愛にそこまでの行動力はあるの?
それはどのくらい関係を築けたらいいの?
なんで?
どうして?
疑問が溢れ出して止まらない。
私には愛があればなんでも出来るなんて
全く思えない。
何でもなんて簡単に口にしてはいけないと
思う。
─────『愛があれば何でもできる?』
後悔はしたくない。
そう決めたのはいつだっけ。
そう決めた後
私は後悔をして居ないっけ。
きっと沢山後悔していた。
後悔なんてしたくない。
その時の私が選択したんだから
私はその選択を後悔したくない。
─────『後悔』
私は普通だ。
主人公のように秀でてるものも強い意志もない。
だから思った彼女のようになりたいと。
「音楽の授業選択したの失敗だった...」
曲を聴くのが好きで
歌うのも好き
だけどこれは家限定だから。
仲の良い友人も違う授業を選択していて
そこまで仲良くもなってないみんなの前で声出すのは
怖いし恥ずかしい。
この気持ちが私の身体を支配する。
喉仏を下げること上げること
裏声を出すこと。
すべてあまりよくわかっていないまま
授業が進んでいく。
そんな私とは違って彼女は歌が上手かった。
風に音を乗せて
のびのびと歌う彼女は
風に身をまかせていて
楽しそうに歌うから憧れてしまう。
彼女のようになってみたい。
できないなんて言わずに頑張りたい。
いつか私も歌えるように
─────『風を身にまかせ』
彼女にとって自分はどういう存在なのか
僕はもう今更聞けない。
彼女が僕に関わり始めてから
僕には失われた時間がある。
僕は1人の時間が好きだ。
だから僕にとって休日は
最高の1人時間を満喫する日だった。
いつからだろうか僕の生活に彼女が入り込んできたのは
彼女が関わってきた日から
失われた時間は星の数ほどあって
なんで僕なんだと文句を言った日もあった。
しかし彼女が関わってくれた日から
僕は普段の僕がしないこともすることができた。
失われた時間は戻ってこないけど
その失われた時間で僕は違う体験をすることができた。
ちょっとこんな時間も悪くないと思い始めた僕は
きっとこの生活を楽しみにしているのかもしれない。
今日は彼女に何に振り回されるのだろう。
─────『失われた時間』
やばく大人になりたい私と
大人になったら大変だと言う気持ちが
私を子供のままで居させてくる。
私は結局わがままで 全然子供だ。
まだ子供扱いしてくる大人に
ムキになって
もう大人なんだからと言われれば
なりなくてなった訳じゃないと
文句をいう。
こんなの子供以外の何者でもない。
大人になりたいのならもう子供のままで
なんて終わりにしなくちゃ
─────『子供のままで』