流れ星に願いを込めると叶うんだっけ?
3回唱えないといけないとかだった気がする。
そもそも流れ星を見る機会がないから
願いをなんて言ってる暇ないかもしれない。
だって初めて見るんだもん
流れ星に目を奪われてしまうでしょ。
いつか私も流れ星をみたい。
─────『流れ星に願いを』
あの子とのルールを破ったから
あの子は僕の前に現れなくなった。
いや、現れていたかもしれない。
僕はあの子が見えなくなった。
あの子はきっと霊なんだと思う。
あの子は最初から自分が霊だと言っていた。
僕がそれを勘違いして
「レイちゃん」だと認識していた。
あの子とのルールは
レイちゃんと遊んだことを話してはいけない。
必ず1人になってから遊ぶ。
夕方から夜になってから遊ぶ。
それから毎日レイちゃんと遊ぶこと。
僕はこのルールを破った。
僕はこれを両親に話してしまった。
いつもは夕方に遊ぶのに
あの日レイちゃんは夜遊びたいって言ったから。
僕はまだ子供だったし両親に話さないといけなかった。
その時はルールなんて忘れてたけど
あの日からパッと居なくなってしまったから
僕はルールを破ったんだって気づいた。
このルールは破っても良かったのかもしれない。
─────『ルール』
今日の心模様は今日の天気とリンクしていますね。
今日は朝からついてないんです。
今日は朝からお腹が痛くてトイレに篭ってたんです。
そしたら朝イチの楽しみの占い見逃して
ホント嫌な日ですよね。
今日は朝から雨が降ってたんです。
今日は急いでいたので
足元を見る余裕なんてなかったんですよね。
水たまりに入りまして
挙句の果てに車に水かけられて
気分が落ちて最悪な日でした。
明日の心模様は晴れると良いですね。
─────『今日の心模様』
君が言った言葉がたとえ間違いだったとしても
きっと僕は君を信じるよ。
「何故ってそれは...
僕が唯一信じた人だからって理由でいいかな?」
「なんで何も言ってくれないの?
君が僕に言った言葉は間違いじゃないよね。
僕は君を信じることで
僕自身も信じてることになるんだ。」
きみの言葉がたとえ間違いだったとしても
良いよ
だって君も僕と落ちてくれるんだよね。
─────『たとえ間違いだったとしても』
顎を伝う雫すら彼をより美しくしている。
前世でどんな徳を積んだのかはたまた
神様が利き手で作ったのか
それくらい彼は美しい。
かっこいいとかイケメンとかで表しちゃいけないくらい
綺麗な顔をしている。
そんな彼は同じクラスの男の子。
窓際の席に座る彼を
私は密かに見つめてる。
彼の横顔も日光に照らされて
綺麗だった。
明日も明後日も彼に会いに学校に行く
─────『雫』