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3/3/2024, 12:16:50 AM

ここは暗く立ち込める瘴気世界。

その中も地位が高い人

ここで偉いとされる人は

1部の浄化エリアで生活出来ている。

一般市民には払えない大金を払えば

そこに行けるみたいだけれど

普通の生活をしている瘴気世界には

そんなお金を持つこともないのが現状だった。

瘴気世界では子を産むと望む人が少なく

望んでいても生まれてこなかったり

子が元気に生まれることが難しくなった。

そんな中、瘴気世界で元気に産まれた私。

両親にも周りの大人にも優しくされて

みんなの愛を感じながら私は成長した。

私の記憶だとお母さんはいつも体調が悪い。

お父さんは肉体的にも厳しい労働している。

2人はいつも私に辛い顔を隠してる。

2人はいつも

「あなたが私たちのたった一つの希望」

そう言って私を抱きしめる。

嬉しいと感じる反面

なんだか悲しそうな背中に手をあてて

大好きな二人を

どうにか元気にしたいって思うようになった。

2人を笑顔にしたいから

私頑張りたい。

何ができるか分からないけど

2人のたった一つの希望として

できることやってみる。

だからいい事が出来たら

沢山褒めて欲しいし沢山抱きしめて欲しいな。





─────『たった一つの希望』

3/1/2024, 11:47:24 PM

あなたを本気で好きになった。

好きになってもあなたは振り向いてくれない。

だって私は彼のお客さんだから。

こっちだけを見て欲しいなんて

欲望は叶わないの。

早く諦めないと





─────『欲望』

2/29/2024, 11:15:17 PM

「ほら早く、乗って乗って」

私は誰かに背中を押された。

「待ってください!」

自分がどこにいるかも分からないのに

列車に乗るわけが無い。

そう思い言葉を口に出したけれど

この声は聞こえてないみたいだった。

背中を押されたまま

私たちは列車に乗った。

まるで私が乗るのを待っていたように

扉がしまった。

列車には人間ではない人も居た。

ここは一体どこなのだろう。

「ここに居る乗客はみんな列車に乗って
自分の居場所を探しているんだ。」

「へ〜そうなんだ」

私も色々悩んでいたしなんだかんだ楽しくなっていた。

お礼を言おうと前を向いたら驚いた。

姿が透けてる幽霊?妖精?のような人が

私を見ていた。

列車に乗って

私の居場所を探そうと思う





─────『列車に乗って』

2/28/2024, 11:15:34 PM

あなたがいいと言うなら

あなたを連れ去って遠くの街へ行くよ。

それじゃあ国の一大事じゃない。

少し笑って少し俯く君

僕は本気だよ。

君がいいと言うなら

国の指名手配犯になっても

ここから連れ出してあげるから





─────『遠くの街へ』

2/27/2024, 11:17:32 PM

現実逃避したい。

というか現実逃避してる。

もう〆切なのにまだ手をつけていない。

そんなことを話したら、

長いお説教が始まった。

今はどう切り抜けるか考えていたところだった。

そんなことを考えていたらいつの間にか

お説教は終わり近かった。

提出期限を数日伸ばしてもらったあと

机に向かうように言われた。

そんなことを言われたって

やる気は起きてこない。

変なことを考えているうちに

目に入ったプリントで落書きをはじめてしまった。

数日後また怒られることをまだ僕は知らない。





─────『現実逃避』

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