10/28/2023, 11:16:28 PM
暗がりの中で佇む私に
彼は私に声をかけてくれる
「ひとりじゃ危険だよ。」
「...うん。」
「ねぇ帰れるかな、わたしたち」
「わかんない。きっと帰れるよ。」
「うん。」
「じゃあ行こう」
今日も私と彼は暗がりの中を歩き続ける
─────『暗がりの中で』
10/27/2023, 11:50:32 PM
朝起きて隣を見ると、彼がいなくて
まだ寝ぼけた眠たい目を擦りながらリビングに行く。
彼はいつも決まって紅茶を飲んで
ゆっくりとした時間を過ごしてる。
私の顔を見ると、彼は
「おはよう」って言って
私の分の紅茶も用意してくれる。
待ってる間の紅茶の香りが、私は好きだ。
今日は何をするのか、
彼とゆっくり話す時間も私は好きだ。
1日の始まりは紅茶の香りから
─────『紅茶の香り』
10/26/2023, 11:06:56 PM
「嫌い」
「死ね」
こんな言葉がある中で
君は僕に
「好き」
「愛してる」
そう言ってくれるのか。
言葉にしないが僕も君が好きなんだ。
─────『愛言葉』
10/25/2023, 11:21:05 PM
友達とは?
志や行動などをいっしょにして、
いつも親しく交わっている人々。
友達という言葉
友達って軽く言うけど
本当に信じられる友達って難しいと思う
いつか私もホントの友達が出来たらいいな
─────『友達』
10/24/2023, 11:20:37 PM
彼は学生の時から役者だった。
それが軌道に乗ってテレビに映れるようになった。
私は常に彼を応援した。
彼が好きだったから。
彼もそんな私が好きだったと思う
友達に見せる顔にしては甘すぎる顔をしてたから。
人一倍応援してた私は
最近では彼が有名になって欲しくないと
思うようになった。
こんなのダメだとわかってるのに
『行かないで』
この言葉を彼に言ってしまいそうになる
今日もこの気持ちを殺しながら
テレビに映る君を観る。
─────『行かないで』