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朝起きて隣を見ると、彼がいなくて

まだ寝ぼけた眠たい目を擦りながらリビングに行く。

彼はいつも決まって紅茶を飲んで

ゆっくりとした時間を過ごしてる。

私の顔を見ると、彼は

「おはよう」って言って

私の分の紅茶も用意してくれる。

待ってる間の紅茶の香りが、私は好きだ。

今日は何をするのか、

彼とゆっくり話す時間も私は好きだ。

1日の始まりは紅茶の香りから





─────『紅茶の香り』

10/27/2023, 11:50:32 PM