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10/23/2023, 11:18:35 PM

私は視界いっぱいに青い空がみたい

体が弱いという理由で遠くに遊びに行くことなく

ずっと私は自分の部屋に篭ってる。

私の視線の先には窓

窓から空を見ることもできるけど

その空はほんの一部の空でしかない

どこまでも続く青い空は

どこで見れるのだろう

いつか見れますようにと願いながら

私は窓の外を見る





─────『どこまでも続く青い空』

10/22/2023, 11:08:04 PM

「おはよう!もう冬だね〜」

「いやまだ秋だろ」

元気いっぱいに挨拶をした親友に

冷静なツッコミをした幼馴染は

私の両隣の席で3人でよく話す。

今日から衣替え移行期間になっているので

セーターを着てもいい時期に入った。

私は別に寒いわけじゃないから

セーターを着なくてもいいのだが

みんなが着ているので着た。

「1年って早いね」

「ホントそれ!」

「おばあちゃんみたいなこと言うなよ。JKだろ。」

なんて会話をしながら

ホームルームが始まるのを待った。

今日もいいことありますように





─────『衣替え』

10/21/2023, 11:47:22 PM

私の声が好きと言った彼は

思わせぶりが酷かった。

わたしが彼を気になった時

彼は彼女が居たらしい。

悲しい、悔しいに似た

モヤモヤとした感情がぐるぐると私の心を支配する

そんな気持ちを発散するために

カラオケしに行った。

馬鹿みたいに声が枯れるまで歌うことにした。

彼が言った私の声を枯らすために

たくさんの曲を歌い続けた。

この気持ちが晴れるまで

私はまだまだ歌い続ける





─────『声が枯れるまで』

10/20/2023, 11:37:06 PM

始まりはいつも君

僕を散々振り回す

僕の気持ちなんてなんにも

考えてない

だけどそんな君が

好きだったりする

僕は新しいことにあんまり挑戦しない

失敗することが怖いから

彼女といるとそんな気持ちを持つ前に

終わってしまう

今日はどんな日が待っているだろうか





─────『始まりはいつも』

10/19/2023, 11:23:32 PM

「なんで私に彼氏ができないと思う?」

なんて聞いてくるこの女は俺の幼馴染だ。

クラスは違うのに毎日昇降口のところで

待ち伏せされているため今日も一緒に帰っている。

「ねぇ聞いてる?」

彼氏できないのはなんでか問題は

もう聞き飽きた。

「知らん知らん。魅力が足りないんじゃない?」

なんて声をかけて

いつも通り体育館を見る幼馴染を待つ。

あまり知らないが綺麗な女子が居るらしい。

今日は体育館の中に入って見るみたいなので

俺も着いていくことにした。

綺麗な彼女が幼馴染の前をすれ違った時

「いつもありがとう。見てくれて。」

なんて声をかけてくれた。

幼馴染は特別なファンサもらっちゃった。と

感動していたようで

帰り道は綺麗な女子の魅力を

興奮気味に語っていた。

「あの子みたいに絶対なるわ!!」

なんて言っていたけど

きっと3日も経たずに終わってしまうだろう

明日はどんな話が聞けるのか

俺の帰り道は毎日楽しみになっている。





─────『すれ違い』

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