少し冷たい風が頬を撫でる
「もう秋かぁ」
今日はよく空が澄んでいて
秋晴れのいい天気だった。
今日は散歩をしようかな。
日に当たり
暑すぎず寒すぎず
ちょうどいい気温で
そこだけが時間がゆっくり進んでいるようだった。
─────『秋晴れ』
忘れたくても忘れられないあの日の出来事
私あの時好きな人が居て
友達が気を利かせて
遊園地に行くことになった。
彼に可愛く見られたくて
なれないヒール履いたから
靴擦れしちゃって
こんな失敗忘れたくなったの。
でも彼がそばに居てくれて
ジェットコースター乗ってくるって
みんながいなくなった時
彼が告白してくれた。
嬉しくて
忘れられない思い出になった。
でももうあんな失敗はしない。
次は2人で遊園地に行こう
─────『忘れたくても忘れられない』
絶対に入っては行けない森がここにはあった。
もし入ってしまったら
木々が侵入した人を襲って二度と戻れないとか
得体の知れない怪物が森に入った者を食べてしまうとか
噂は沢山あった。
けど所詮子供騙し。
そう思い僕たちは4人で森に向かうことにした。
やっぱり森は静かで平和だった。
僕たち4人は安心して油断した。
やわらかな光に誘われて
僕たちは森の奥へと進んで行った。
気づいた時にはもう日が落ちてきていて
引き返そうとした。
でももう遅かった。
僕たち4人は帰り方なんて覚えていなかった。
あぁ、これからどうなってしまうのだろうか
─────『やわらかな光』
わたしが何かを意見する度
鋭い眼差しを向ける人が居る
ただ鋭い眼差しを向けるだけで
他にはなんの変化もないんだけど
ただいつも鋭い眼差しを向けられるわけで
わたしの心臓はバクバクと音を立てて動いているようで
わたしはそのドキドキが怖くて仕方ない。
人間いつかそんなもの慣れてしまうと聞くけれど
いつになっても慣れる様子がなくて困っている。
鋭い眼差しを耐えた先に何が待っているのか。
そんな事も気になってしまう
わたしがいるから困っている
─────『鋭い眼差し』
もっと高く飛びたい
もっと高い点が取れたはず
もっと上に上に上がっていきたい
僕の目標は上に上に上がっていく
もっと高く高く飛ぶために
もっと高い高い点を取るために
僕は頑張っていきたい
─────『高く高く』