絶対に入っては行けない森がここにはあった。
もし入ってしまったら
木々が侵入した人を襲って二度と戻れないとか
得体の知れない怪物が森に入った者を食べてしまうとか
噂は沢山あった。
けど所詮子供騙し。
そう思い僕たちは4人で森に向かうことにした。
やっぱり森は静かで平和だった。
僕たち4人は安心して油断した。
やわらかな光に誘われて
僕たちは森の奥へと進んで行った。
気づいた時にはもう日が落ちてきていて
引き返そうとした。
でももう遅かった。
僕たち4人は帰り方なんて覚えていなかった。
あぁ、これからどうなってしまうのだろうか
─────『やわらかな光』
10/16/2023, 11:18:32 PM