私の声が好きと言った彼は思わせぶりが酷かった。わたしが彼を気になった時彼は彼女が居たらしい。悲しい、悔しいに似たモヤモヤとした感情がぐるぐると私の心を支配するそんな気持ちを発散するためにカラオケしに行った。馬鹿みたいに声が枯れるまで歌うことにした。彼が言った私の声を枯らすためにたくさんの曲を歌い続けた。この気持ちが晴れるまで私はまだまだ歌い続ける─────『声が枯れるまで』
10/21/2023, 11:47:22 PM