Na

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10/24/2023, 11:20:37 PM

彼は学生の時から役者だった。

それが軌道に乗ってテレビに映れるようになった。

私は常に彼を応援した。

彼が好きだったから。

彼もそんな私が好きだったと思う

友達に見せる顔にしては甘すぎる顔をしてたから。

人一倍応援してた私は

最近では彼が有名になって欲しくないと

思うようになった。

こんなのダメだとわかってるのに

『行かないで』

この言葉を彼に言ってしまいそうになる

今日もこの気持ちを殺しながら

テレビに映る君を観る。





─────『行かないで』

10/23/2023, 11:18:35 PM

私は視界いっぱいに青い空がみたい

体が弱いという理由で遠くに遊びに行くことなく

ずっと私は自分の部屋に篭ってる。

私の視線の先には窓

窓から空を見ることもできるけど

その空はほんの一部の空でしかない

どこまでも続く青い空は

どこで見れるのだろう

いつか見れますようにと願いながら

私は窓の外を見る





─────『どこまでも続く青い空』

10/22/2023, 11:08:04 PM

「おはよう!もう冬だね〜」

「いやまだ秋だろ」

元気いっぱいに挨拶をした親友に

冷静なツッコミをした幼馴染は

私の両隣の席で3人でよく話す。

今日から衣替え移行期間になっているので

セーターを着てもいい時期に入った。

私は別に寒いわけじゃないから

セーターを着なくてもいいのだが

みんなが着ているので着た。

「1年って早いね」

「ホントそれ!」

「おばあちゃんみたいなこと言うなよ。JKだろ。」

なんて会話をしながら

ホームルームが始まるのを待った。

今日もいいことありますように





─────『衣替え』

10/21/2023, 11:47:22 PM

私の声が好きと言った彼は

思わせぶりが酷かった。

わたしが彼を気になった時

彼は彼女が居たらしい。

悲しい、悔しいに似た

モヤモヤとした感情がぐるぐると私の心を支配する

そんな気持ちを発散するために

カラオケしに行った。

馬鹿みたいに声が枯れるまで歌うことにした。

彼が言った私の声を枯らすために

たくさんの曲を歌い続けた。

この気持ちが晴れるまで

私はまだまだ歌い続ける





─────『声が枯れるまで』

10/20/2023, 11:37:06 PM

始まりはいつも君

僕を散々振り回す

僕の気持ちなんてなんにも

考えてない

だけどそんな君が

好きだったりする

僕は新しいことにあんまり挑戦しない

失敗することが怖いから

彼女といるとそんな気持ちを持つ前に

終わってしまう

今日はどんな日が待っているだろうか





─────『始まりはいつも』

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